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  • 創業60年の京呉服屋を守り抜く母子の思い出の味はあったかくてほっこりするお味だった/服部天神駅近くの服部本町にある「京呉服つるせん」で「粟(あわ)ぜんざい」を食べてきた

    アバター画像でっしー@TNN 2024年01月24日

    みなさんこんにちは、でっしー@TNNです。

    元旦の「TNN日の出企画」で実際にお会いした読者さんから「服部天神にぜんざいを提供している呉服屋さんがある」との情報をいただいたので、行ってきました。※2024年1月撮影

    お邪魔したのはこちら。「京呉服つるせん」です。

    地図ではこちら。

    呉服屋さんで甘味(かんみ)がいただけるなんて、めっちゃ雰囲気ええな~と楽しみにしていましたよ♪

    お店の前にもメニューがあり、読者さんに教えてもらったぜんざいや珈琲

    わらびもちなども売ってるみたい。

    ん?よく見たら「粟(あわ)ぜんざい」って書かれてますね。「粟」って五穀に数えられるあの「粟」ですかね?う~んピンとこないけど、どんなんやろ?

    ということで、さっそくお邪魔します。素敵なお着物を着た女将さん(お母さま)と、調理担当の若女将さん(娘さま)がお迎えしてくださいました。

    お店に入って手前側が、呉服屋さんスペース。反物やカバンなどがズラリと置かれており

    奥側が、カフェスペースになっています。

    ではさっそく、読者さんから教えてもらったぜんざいをお願いしま~す。

    女将さん

    「お待たせしました。粟ぜんざいです」粟ぜんざい750円

    わ、想像と全然違うのが来ました!ぜんざいといえば汁気のあるのをイメージしてたけど、大粒のあずき(丹波産)の存在感にびっくり(驚)。※粟ぜんざいは関東のお茶屋さんのメニューには結構あるみたい

    あずきの下にあるのが蒸した「粟」で、なんと鉄分がお米の20倍も含まれているんだって。貧血になりがちな女性には、特に嬉しい食べ物ですね。※お餅よりもヘルシーですし

    食感としては、「おはぎ」に似ているでしょうか。甘すぎないのが良いですね♪お餅のように嚙まなくていいので、パクパク食べられちゃいます。珍しい粟ぜんざいを食べるため、電車や車を使って来るお客さんもいるそう。

    すごく上品なお味で、とても美味しかったです。

    お茶もいただいて温まったところで、お店の方にお話を聞いてみましょう。

    ――なぜ呉服屋さんでお茶処をされているのですか?

    女将

    「時代の流れで、呉服屋の商売がうまいこといかなくなって来た時に「せっかくなら着物以外にも色々してみよう」と思いまして。20年前、今の場所に移転してくると同時に、カフェも併設しました」

    女将さんは、京都出身で、嫁いでから何十年もお店に立ち続ける商売人。だからこそ、お店に来るお客さんとの会話が生きがいになっているし、女将さんとのおしゃべりを目当てに来店される地域の方も多いそうです。現在は反物だけでなく、かばんや小物など、様々なものを売られています。

    ――なぜ関西では珍しい「粟ぜんざい」をメニューに加えられたのですか?

    若女将

    「幼いころ、梅田三番街のお茶屋さんで母と食べた粟ぜんざいが好きだったんです。「せっかくお客さんにお出しするなら、自分たちの好きなもんを」ということで粟ぜんざいにしました」

    呉服屋としての歴史は60年近くになるそう。店を守り抜いてきた母娘の思いが詰まった、あったかいぜんざいを是非味わってみてください。

    女将さん、若女将さん、お忙しいところ沢山お話を聞かせていただき、ありがとうございました!

    情報をくださったザッキーさん、ありがとうございました。ごちそうさまでした~!

     

    店舗データ(2024年1月19日時点での情報です)
    ■お店の名前京呉服・お茶処 鶴千
    ■住所服部本町1-8-5
    ■営業時間10:00~17:30
    ■定休日日・祝休
    ■喫煙完全禁煙

     

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