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  • 自分の両親が「もしかして認知症かも!??」って時にはドコへ相談に行ったら良い??/豊中市役所の「長寿安心課」に行って詳しく話を聞いてみたら知らないことばっかりだった【認知症啓発シリーズvol.2】

    アバター画像徳ちゃん@TNN 2024年02月01日

    みなさんこんにちは、徳ちゃん@TNNです。

    豊泉家グループとのパートナーシップ企画『認知症啓発シリーズ』2回目をお届けいたします。

    「豊泉家グループ × TNN豊中報道。2 powered by Superjpm 認知症啓発プロジェクト」は、豊中発祥の企業である豊泉家グループの「さまざまな形で豊中市に恩返しをしていきたい」という想いから実現したプロジェクトです。

    TNNでは計12回の記事配信を予定しています。これまでの記事はこちら

    前回までのお話をざっくりまとめると

    ・認知症は本人と医療機関だけで完結しない病気

    ・本人とその家族を地域で支える社会「認知症共生社会」の実現が理想

    ・まずは認知症に関する情報や体験を共有しやすい空気を醸成する

    ・認知症への理解が深まれば、その先に「認知症共生社会」の実現がある

    っていうお話でしたけど、どちらかと言えば抽象的な話がメインでしたよね(とは言え、それも大切なんですけども)。

    そこで今回は「自分の両親が認知症かも??」って時に、どこに相談へ行ったら良いのか、さらにその先はどんな流れになっているのか、また豊中市ではどんな取り組みをしているのか?「豊中市役所」へ行って具体的なところを聞きに行ってみましたよ。※豊中市役所 第二庁舎

    やってきたのは第二庁舎1階にある「長寿安心課」

    お話をしてくださるのは同課の介護予防係、中田さんと浅岡さんです。※中田さん(右)と浅岡さん(左)

    ー最初に長寿安心課について教えてくれませんか?

    中田さん

    「長寿安心課は介護保険の認定申請の窓口になっておりまして、全部で4つの係があります」

    浅岡さん

    「またこちらとは別に、認知症や高齢者の相談窓口は豊中市が委託している『地域包括支援センター』で、電話と来所によるご相談の対応をしています」

    ーそんな施設があったんですね、知りませんでした(長ーいことTNNやってて一度も行ったことないわ)※服部本町にある「服部地域包括支援センター」

    中田さん

    「例えば『親御さんと意思疎通がしにくくなってきた』という場合にご相談いただければ、状況を伺い、認知症の相談ができる医療機関をご案内できます」※市内16箇所に専門の診療所があるそうです

    中田さん

    「受診の勧めのみでなく、親御さんにどんなサービスが必要なのか支援員が一緒に考えてくれますし、介護保険以外のさまざまなサービスについてアドバイスももらえる機関になっております」

    ー豊中市でも認知症を有する人って増えているんでしょうか?

    浅岡さん

    「確実に増えてきていまして、2022年のデータになりますが、豊中市内に住む高齢者人口約10万人に対して、認知症を有する人は1.2万人(11.8%)となっています」

    中田さん

    「明らかになっているだけで約1.2万人ですので、潜在的な数字はもっと多いと考えています」

    ーなるほど・・・これまで豊中市としては、どのような取り組みをされているんでしょうか?

    中田さん

    「大きく『共生』と『予防』の2つの側面から取り組んでおります」

    ー(お、共生ってキーワードが出た!)

    中田さん

    「『共生』につきましては、認知症の理解促進と地域で見守り支える環境づくりの1つとして『オレンジカフェの立ち上げ支援』やその普及啓発、さらに『認知症サポーターの養成』『オレンジセーフティネットへの登録活動』を実施しております(あとで解説しますね)」

    中田さん

    「また『予防』につきましては、認知症に関する情報を提供、早期段階での気付きをうながし、専門的な医療へつなげるために『おたすけマップ』などの啓発冊子を作成して、市HPで公開したり、市役所や図書館などに配架しています(おたすけマップは豊中市HPのこちらで全ページチェックできます)」

    聞き慣れない単語が出てきたので、ざっくり下記の通りまとめてみました。

    ーこの「認知症サポーター」って、豊中市内に何人ぐらいいるんですか?

    浅岡さん

    「2023年3月で21,985人の登録がございます、豊中市では『認知症を有する人4.7人に対して1人のサポーター』がいる状態です」

    ーえ、意外と多いかも!??

    中田さん

    「それでも近隣の吹田市や西宮市と比べますとやや少ないんです、人口40万人規模の都市ですと、一番多いのは長崎市で高齢者2.2人に対してサポーター1人という割合ですね」

    豊中の倍以上(汗)!長崎市でどんな取り組みしてるかめっちゃ気になる・・・。

    ーちなみに「オレンジカフェ」って、私も参加していいんですか?ご家族や認知症サポーターの人にも話を聞いてみたいんです

    中田さん

    「もちろんです、認知症に関する情報交換もできると思いますよ」

    ってところで、認知症啓発シリーズvol.2は終了です。

    次回は認知症を有する人や、そのご家族が集まるコミュニティにお邪魔して、具体的に「困ったこと・困っていること」や「それにどう対処しているのか」さらに「日々の生活スタイル」などについてお話を伺ってきますね。

     

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