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  • 豊泉家グループと「認知症啓発活動パートナー」になったのは良いんけど・・・そもそも認知症って何が問題なのか?そしてどんな病気なのか調べてみた【認知症啓発活動シリーズvol.1】

    アバター画像徳ちゃん@TNN 2024年01月18日

    みなさんこんにちは、徳ちゃん@TNNです。

    豊泉家グループとのパートナー企画「認知症啓発シリーズ」vol.1をお届けいたします。※パートナー契約についてはこちらの記事を読んでみてください

    シリーズ初回からアレなんですけど、契約発表の記事でも書いた通り「私が認知症について何も知らない」んですよ。※家族や身近な人が認知症を患ったことがないので、まったく経験もない分野なんです

    そこでまずは厚生労働省のホームページを見て「何が問題なのか」を知ることにしましたよ。

    へぇー元プロ野球選手の工藤公康さんが認知症啓発事業のイメージとして登場しているのか。※厚生労働省HPより引用

    認知症を有する人、その子ども・孫世代、そして地域の支援員さんが登場する動画が公開されていました。

    あー、なるほどなぁ。ちょっとだけど分かってきたぞ。

    認知症という病気は「本人と医療機関」だけでは完結しない・・・つまり「地域全体で本人や家族を支える仕組みが必要」ってことみたい。※お母さんが認知症の岩田さん/YouTubeより引用

    そんな仕組みがある社会を、厚生労働省では「認知症共生社会」と呼んでいるそう。※YouTubeより引用

    「共生社会」っていうのが、認知症を語る上でひとつの土台になりそうね。

     

    キーワードその1:認知症共生社会

    基本的な勉強ができたところで、今度は認知症ケアのプロ、豊泉家グループの阿久根理事長に話を伺ってみましょうか。

    阿久根理事長プロフィール

    自身の祖母が認知症を発症したことから、福祉に関心を持ち、福祉系の大学へ進学。大学卒業後は高齢者ケアの現場で25年以上勤務。

    これまで1万人以上の認知症を有する人と関わり、認知症ケアに取り組んできた実績がある。近年は認知症に関する講演やセミナーを開催している。

    著書『認知症イノベーション~一人ひとりの"パラダイス"を創造するケアメソッド~』(2020年10月発刊)・「認知症パダイムシフト~究極の「n=1」を創造するケアメソッド~」(2023年3月発刊)。

    ー認知症ってそもそもどんな病気なんでしょうか

    阿久根さん

    「一言で言い表すのは大変難しいのですが、さまざまな要因によって認知機能が低下した状態の総称として認知症と呼ばれています

    ー認知症って、どういった人が発症するんですか?

    阿久根さん

    「正直に言えば、いつ誰がなってもおかしくない、年を重ねるほどリスクの高まる病気です」

    ー予防法ってないんでしょうか?

    阿久根さん

    「もちろんありますよ、規則正しい食生活と運動を継続しながら、たくさん趣味を持っている人は認知症になりにくいです」

    ーつまり逆に言えば「食生活が乱れがちで、運動しない、さらに家にこもっている」と、発症しやすいってことですね

    阿久根さん

    「そうですね、社会活動に参加することが大切になってくると思います、趣味がない人は外に出て近所の清掃ボランティアをするとか、あるいは買物だって立派な社会活動ですから」

    ー認知症という病気は治ったり症状が改善したりしないんですか?

    阿久根さん

    「認知症の種類によっては改善することもあるんですが、基本的には進行性の病気で難しいところがあります」

    ー認知症患者は今後も増えていきますか?

    阿久根さん

    「増え続けます、長寿病と言ってもいいぐらいですから、長生きする高齢者が増えれば、その分認知症を有する人も増えていきますね」

    ー厚生労働省のHPで「認知症共生社会」という概念を勉強しました、そういった社会に少しでも近づくためには、どういった活動が必要でしょうか?

    阿久根さん

    「やはり認知症への理解が進むことですね

    阿久根さん

    「認知症を発症すると『人としてダメだ』という偏見の目で見られることも多く、家族も恥ずかしいこととして隠してしまう・・・つまり外へ出さないようにしてしまいがちなんです」

    ーうーん、確かに「誰かに迷惑掛けちゃうかも?」って考えますよね

    阿久根さん

    認知症を有する人でも、残された機能を使って十分人間らしく生きられるんですよ

    阿久根さん

    もっと認知症について会話したり、情報や体験を共有しあう空気が生まれれば、いずれ社会で支え合う仕組みができてくると考えています

    ーなるほど、認知症について情報や体験を共有しやすい空気感があれば「認知症について理解のある社会」が醸成されて、その先の認知症と共に生きていく「共生社会の実現」に繋がるということですね

     

    キーワードその2:認知症について理解がある社会

    ってところで、認知症啓発シリーズvol.1は終了です。

    「当たり前のことばっかりで勉強にならん」って思った人もいるかとは思うんですけど、何の知識も経験もない徳ちゃん@TNNにとっては、とても新鮮な学びになりました。

    次回は「実際に豊中市ではどういったサポート体制があるのか」について、市役所へインタビューをしに行ってきたので、その模様をお届けいたします(2月初旬頃の配信予定です)。※豊中市役所 第二庁舎

     

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