そんな宮本さんが次に持ってきてくださった天ぷらは「キス」です。

こちらは塩ポン酢で。あっさりしたお味のキスに、塩ポン酢の酸味がよく合っています。

こちらは「豊中産朝掘りたけのこ」。

こーんなに分厚いたけのこなのに、全然固くないです。新鮮なので、米ぬかなしでお湯で湯がいただけなんですって。それなのにエグみが全くありません(驚)。

めっちゃ極太な「佐賀県産アスパラ」。

シャキシャキとした食感と、繊細な風味を楽しめます。

おや、これもアスパラですか？

宮本さん

「先ほどのアスパラの根元です。根元は固いので、低温の油でじっくり長めに揚げました」※仕事が細かいですね～

いや～、ここまでの天ぷらで、春の食材がいくつ出て来たのでしょうか？突然ですが、ここで一句。

『天ぷらで　感じる春の　味覚かな』

次は、椀物の登場です。

蓋をパカッと開けると「たけのことワカメ 蛤のお出汁」が姿を現しましたよ。

たけのこはコリコリ食感で、ワカメはとても分厚く弾力があります。蛤のお出汁も上品なお味やわ～。※ホッと一息つけるお味です

さてさて、ランチコースも後半戦に突入しましたよ。これまた春のお野菜「うど」です。

宮本さん

淡泊なうどに、甘い肉味噌が抜群の相性です。※この肉味噌で白ご飯食べたい！

「はまぐり」は貝殻に乗って、ワサビと共にやってきましたよ。

わ～、はまぐりとワサビって合うんですね！お箸が止まらない～(汗)

鱗の花がパァァァと咲いた「甘鯛」。

こちらは塩ポン酢で。鯛の身が口の中でほどけていきます。

最後は、さつまいもの「シルクスイート」です。

こちらは何も付けずにそのままで。ねっとりしてほんのり甘い、素朴だけどやっぱり手の込んだ一品です。

あ、土鍋で炊いたご飯のいい匂いがしてきましたよ。

〆の「かき揚げ丼」が出来上がったようです。

一緒に、お茶漬け用の「柿の葉茶」も持ってきてくださいました。

かき揚げをまずはそのまま一口。んん～たくさんのお野菜やホタテが入っていて、一度でいろんなお味が楽しめます。

柿の葉茶も一口。なんだかお茶っていうより、お出汁に近いお味かも！？

そんな柿の葉茶を、かき揚げ丼に注いでお茶漬けに。

うはー、これは堪らん(汗)めっちゃ美味しい～。これだけで大きい丼で食べたいです。

さてさて、興奮も冷めやらぬ中ですが、デザートの「イチゴのシャーベット　パンナコッタ　白ワインのジュレ」が運ばれてきました。

甘酸っぱいイチゴのシャーベットと～

奥さまお手製のまったり甘いパンナコッタ、それにワインのジュレが重なると、これが本当の「三位一体」やー。※ごちそうさまでした～

もう私はお腹いっぱいですが、もうちょっと天ぷらを食べたいわ、という人は、追加注文もOKですよ。

ふぅぅぅぅぅぅ。お昼からいいもん食べさせてもらいました…。これだけ天ぷらを食べたのに全然胃が重くないなんて、やっぱり宮本さんの確かな腕の成せる業なのでしょうか。

“地元で長く愛されるお店にしていきたい”と仰っていた宮本さん。お客さんは「たかの」時代のお客さんに加え、ご近所さんも来てくださっているのだとか。もうすっかり街並みに馴染んでいらっしゃいましたよ。※完全予約制になりますので、予約はInstagram、テーブルチェック、お電話でどうぞ

“自分へのご褒美”や“ハレの日ごはん”をお探しの人は、ぜひ行ってみてくださいね。

宮本さんご夫婦、美味しい天ぷらをごちそうさまでした！

michikoさん、ikkoさん、なつかしのカズキヤさん、TOMOさん、情報提供ありがとうございました～！