みなさんこんにちは、ヤマグチ@TNNです。
今回は1月20日(土)に実施された「全市一斉防災訓練」に参加してきたので、そのもようをレポートしたいと思います。※残念ながらお天気は雨でした
ということで、会場の一つである大池小学校にやってきましたよ。
地図ではこちら。
今回の防災訓練は、災害時における地域と行政の協力体制を築くことを目的とした、本格的な実動訓練なんだそう。
今までも自治体単位での訓練はされていたそうですが、豊中市が企画をし全市一斉で訓練をするのは初めてなんだって。※広報とよなか1月号にも載っていました
この日のタイムスケジュールはこんな感じ。
民生委員の人や、地域のボランティアのみなさん、豊中市職員、豊中市消防局、そして地域の消防団も含めて訓練が実施されるとのことです。
さて、時刻は8時45分。避難所開設訓練は11時からですが
せっかくの機会なので、会場の設営と準備から参加させていただきました。
体育館に入るとすでに市の職員の人や、地域の人たちが準備にかかられていましたよ。
こちらでは「避難所開設」「運営訓練」の他に「レスキュー訓練」や「展示コーナー」などがあるそうです。
私もお手伝いをするべく、校舎内にある
倉庫にやってきました。
広い倉庫の中には
お水やアルファ米
簡易トイレや
職員さんによると、こちらの倉庫以外にも、運動場にある倉庫などに備蓄が置かれているんだって。
万が一の時の為に、みなさんも自宅にもいろいろ備えているとは思いますが
避難先にもこれだけの備蓄が用意してもらえていると思うと、少し安心できますね。
さて、体育館に戻ると、丁度避難テントの組み立てをされていましたよ。
テントや骨組みと一緒に
写真付きの組み立て説明書が入っていましたので
初めて組み立てる職員さん達も、スムーズに作業していました。
実際に使う時には、着替えや授乳スペースとして活用予定だそうですが
女性であれば6人ぐらいは入れるんじゃないかな、と感じました。
さて、着々と準備は進み、レスキュー訓練の為に消防の人もやってきました。
雨は止みましたが、グラウンドが水たまりだらけなので、整備からされていましたよ。※寒い中ありがとうございます
時刻は10時前。
「避難行動要支援者※安否確認実地訓練」を終えた、民生委員の人や、地域のボランティアさんが集まってきました。※避難行動要支援者とは、災害時の避難に関して特に配慮を要する重度障害者や高齢者で、市が指定した方々のことだそう(豊中市HPより引用)
皆さんは普段から訓練をされているそうで、実際に大阪府北部地震の時にも、4時間ぐらいで避難行動要支援者のほぼ全員の安否確認が取れたそうです。スゴイなぁ~。
今回は、豊中市に所定のフォーマットを使って報告をするまでの訓練で
電源が使えないことも想定し、デジタルとアナログ両方の手段を使えるように練習されていました。
避難所開設訓練が始まる11時前には
体育館に地域の人達も集まりはじめてきました。