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TNN豊中報道。2

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  • 市民全員を対象とした市初の全市一斉防災訓練/大池小学校で開催された「防災訓練」に参加して避難所がどうやって開設されるのかを見てきた

    アバター画像ヤマグチ@TNN 2024年01月22日

    会場も整い、無事にスタート。

    体育館では「簡易ベッドの組み立て方講習」と「心配蘇生法の訓練」。そして「ドローンの展示」が行われていました。

    「簡易ベッドの組み立て方講習」では

    自分たちで組み立て作業を行ったり

    横になってみたりと、実際に使う時を想定して訓練に励んでらっしゃいました。(寝心地を聞いてみると「案外悪くないけど、降りるときに膝に負担がかかるなぁ」とのことでした)

    そのお隣では、北消防署による「心配蘇生法の訓練」が行われていましたよ。 

    人形を使った訓練もなかなかする機会がないので

    お話に沿って、真剣に取り組んでらっしゃいました。

    そして珍しそうにのぞき込んでいたのは

    「ドローン」ですね。

    こちらの「災害対応ドローン」の正面に、はカメラとスピーカーがつけられていて

    災害現場上空から撮影した映像を、現場指揮本部の大型モニターや各消防隊が使用するタブレットなどに繋げることで、一刻も早い人命救助活動につなげることができるそうです。

    今回の訓練では、実際に災害対応ドローン隊「KITE(カイト)」の隊員さんが操作しているようすを見せてくださいました。

    機械音と共に動き出したドローンは、体育館の端にいても扇風機のようにプロペラの風を感じられます。

    職員さんいわく「災害時に活躍が期待されるドローンですが、機械自体も音がでるので、なるべく笛を吹いたり、手を振ったりしてもらえると見つけやすくなりますので、ご協力お願いします」とのことでした。

    さて、時刻は11時45分。  

    体育館での訓練を終えて、場所を運動場へ移します。 

    こちらでは、訓練の最後に消防車を3台使った救助訓練が実施されました。

    校舎の4階に取り残された要救助者をレスキューするというシチュエーションで

    大きなはしご車を延ばして救出!

     

    クライマックスには、ロープを使った脱出が行われると

    子供たちからの歓声と、大きな拍手が送られていました。

    最後に、訓練に参加されていた市長に、今回の防災訓練についてお話を聞きました。※豊中市の長内繁樹市長

    市長

    「阪神淡路大震災の教訓を忘れることのないように、2023年の秋の段階でこの日に訓練をすると決定していました」

    市長

    「豊中市としても物資や訓練を行い、できる限りの備えを行っていますが、こうして皆さんに参加してもらう機会を作ることで、一層防災意識を高めていただけたと思います」

    市長

    「2024年1月1日には能登半島地震が起きました。市民のみなさんにも、被災地の支援の手を一緒に広げてもらえますよう、お願い申し上げます」

    今回の訓練に参加して、やることが決まっていても、実際に準備をすることは本当に大変だなと感じました。

    ましてや主体となって動かれていたボランティアの人達も、実際に災害が起きれば「被災者」になります。

    そうなった時に、円滑に事態を進めれるように、地域の人たちと日頃からコミュニケーションを取っておくのは大切なことなんだなぁ、と感じました。※そのためにTNNでも、ご近所さんとお話できるような話題を提供したいと思いましたね

    短い時間でしたが、改めて防災について考える良い機会になりましたよ。

    参加されていたみなさん、お疲れ様でした。ありがとうございました!

     

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