みなさんこんにちは、ヤマグチ@TNNです。
先日豊中市のホームページをみていた所、こんな記事を発見しました。※豊中市ホームページより引用/現在は募集を終了しています
岡町にある"大正~昭和のロマン漂う"住宅と庭園が一般公開されるんだって。
案外歴史好きのワタクシ。最近では本町3丁目の遺跡の現地説明会に参加して、とっても楽しかったんですよね。※2023年2月撮影
メールで申し込んだら(運良く)当選したので、見学に行ってみました!
地図ではこちら。
岡町駅に降り立ち
グーグルマップを片手に西へ歩いたのですが…めちゃくちゃ住宅街(汗)
ホンマにあるんかな…?と思いながら歩くこと数分、立派な塀が…
ここかー!めっちゃ住宅街にありますね。
こちらが「国登録有形文化財・西山家住宅」です。※右上のQRコードを読み込むと、大阪文化財ナビのページへ飛びます/リンクはこちら
この日は2023年第1回目の特別公開日ということで、時間をずらしながら少人数での見学会が行われていました。※メールまたは往復ハガキでの募集でした
行ってみましょう!お邪魔しま~す♪
こちらが配られた、西山氏庭園と西山家住宅の平面図です。※クリックで拡大できます
入ってすぐにある「離れ」から行ってみます。
4.5畳の茶室があります。小さいながらも凛とした佇まい。
そして廊下を抜けて、座敷へ行くと…立派な枯山水のお庭が!
白い砂に苔むすお庭。うわー、京都のお寺とかでみたことある。豊中にこんな場所があったなんて知らなかったな~!
今回説明してくださったのは、学芸員の陣内(じんのうち)さんです。
陣内さん
古典を知り尽くした上で彼は「永遠のモダン」を追究し、独自のスタイルで庭に斬新なデザインを取り入れ、生涯に200余りの作庭を手掛けたことで知られています」※重森三玲が古典的な庭園の実測調査を行い成果をまとめた「日本庭園史図鑑」
陣内さん
優美な曲線を流れて下る枯流れ(かれながれ)を龍の胴体」
陣内さん
その場で見てると「んー?」となりましたが、改めて平面図で見てみると玉を抱く龍に見えますね!すごい!※作庭された年の干支が辰年だったことや、青龍が東の守り神であったことにも因んでいるそうです
「よければこちらにどうぞ」と勧めていただいたので、一番お庭が美しく見える廊下から眺めてみました。
こちらが廊下に「立って」見た庭。
そして廊下に「座って」見たお庭。盛砂がより近くダイナミックに見えますね。座ってみる方が美しくなるように、計算されているんですって。いや~すごいな~!
「離れ」を抜けて廊下から繋がる階段を上ると