洋館へと続きます。
平面図ではこのあたり。
さて、こんな大豪邸を建てた西山さん。さぞかしお金持ちだったんだろうな~と思っていたら、まさかのサラリーマンだったんですって!※写真に写る男性が西山氏
といっても、金属関係の大きな会社の番頭さん(実務のすべてを担う代表者的なポジションの人)だったそうなので、セレブであったことには間違いないそうです。
素晴らしいマントルピースの中に置かれた電気暖炉は「エジソン・エレクトリック・アプライアンス・コーポレーション」の文字が。
蓄音機も自動でレコードを変えてくれる、当時としては最先端のものだったりと高級品がずらり。
写真の現像に使われたと思われる流し台があったりと、豊かな暮らしの片鱗が伺えますね。
洋館を出ると、最後は庭に降りて、間近で美しい風景を見ることができました。
苔を守る為に、飛び石の上を気を付けて歩きます。
画像左の「手水鉢(ちょうずばち)」は、銀閣寺にあるものと同じ形状なんだそう。※「銀閣寺型水鉢」と呼ばれるそうです
見る人によって違う「想像力をかきたてる」お庭。特別公開は年何回か開催するようなので、興味のある人は次の機会に見学してみてはいかがでしょうか。※次回は9月ごろに公開予定だそうです。
豊中市教育委員会のみなさん、学芸員のみなさん、詳しく教えてくださりありがとうございました。