豊中が大好きな企業や団体のイチオシ情報を紹介する「TNNコマーシャル劇場」。
きも@TNNです。
豊中駅前バル(とよバル)やロマチカ祭りなど、TNNで取り上げるイベントで遭遇しがちな「豊中こどもれもねいど」。
代表の上芝さんから「『れもフェス』を開催するから来て〜」と誘われましたのですが…。
事前に聞いた内容はふわっとしていて、記事になるのかなーと不安を抱えつつ、今週12月3日(日)に会場がある豊中市内某所の「れもねいど農園」へ。
えっ!? 合ってる? そして、ココは豊中ーー(驚)?
大丈夫でした(笑)、無事に徳ちゃん@TNNと合流、さぁて楽しむぞー!
受付を済ますとすぐに出店に直行する、食いしん坊キャラ全開の徳ちゃん@TNN(汗)。
子どもたち
「いらっしゃいませ〜!」
アレ? そうか、一般的なフェスとは雰囲気が違うと思ったら、お子さんも販売を担当しているのね。
えええっ!? さっきまでお客だった徳ちゃん@TNNがスタッフに(汗)!?
ゆったりとした和やかな時間が流れつつも、次から次へと何かが起こる「れもフェス」。
これまでの活動の集大成とのことなので、まずは「豊中こどもれもねいど」の軌跡から簡単に紹介。
そのあとで、「れもフェス」レポートを続けまーす。
地産地消&自給自足エンターテインメント 「豊中こどもれもねいど」とは? |
☆キーワードは《豊中産レモン》
2016年7月からスタートした「豊中こどもれもねいど」とは、豊中産のレモンを使って(豊中にレモンの木があるんですよっ)・・・
※本年11月、収穫の様子(以下、れもフェス以外の写真提供:豊中こどもれもねいど)
子どもたちとレモネードを作り・・・
※本年11月、レモネード作りの様子
その販売収益をチャリティーに寄付するという体験学習プログラムのこと。
活動に参加するには、豊中こどもれもねいどファンクラブ会員になる必要があります(ファンクラブ制度は仲間意識が高まりそうですね。1名につきバッヂ1個100円購入で会員になれます)。
☆実践的すぎる!? 地域経済の学習
地域のイベントでは、レモネードスタンドを出店(レモンシロップが不足しているときはカルピススタンドに)。
※本年1月、新春 服部阪急商店街まつりの様子
子どもたちがお客の呼び込みから販売、レジ締めまで務めたそう(責任重大だぁ…笑)。
☆「れもねいど農園」で農体験がスタート!
そして、本年7月には、豊中市内のとある休耕地を「れもねいど農園」として使用できることに!
井戸で冷やしたスイカでスイカ割りを楽しんだり(井戸があるんですよ!)。
地主の農家さんの協力も受けてプロジェクトを進めているそうです。
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ところで、去る12月3日(日)に開催された「れもフェス 2017」は、豊中こどもれもねいどファンクラブ会員とその仲間たちのみ参加できるイベントでした(第1回からオープンなイベントにすると、運営が追いつかなそうだから堅実なやり方かと)。
開始から1時間経った11時に会場に訪れたワタシたち。
※中央には、気になる頭の人が…(TNNメンバーよりオシャレなのが悔しいっ)
大槻さん
「こんにちは〜、今日はみなさんと楽しめたらと思い、コーヒーの販売だけではなく、ミル体験も受け付けているんですよ。
曽根西町にある「MAHOT COFFE(マホットコーヒー)」店主の大槻さん、あらぁ、豊中こどもれもねいどのファンクラブ会員だったのですね。
と言いながらも、興味深げにミル体験をしていましたよ。
中央のステージには、螢池で子ども食堂など、多世代でつながる子育て空間を創造する「団欒長屋プロジェクト」に関わる、だんらんスマイルさんが登場。
賑やかな音楽に耳を傾けていたら、徳ちゃん@TNNが「喉渇いたー」と言うから、このコにカルピスを作ってもらうことに。
と慣れた手つきだったのですが、徳ちゃん@TNNは「濃い! 甘いっ(汗)」(人を選んでサービスしてくれるなんて、キミ、なかなかやるわね)。
その隣では、ミカンを積み上げるゲーム・みかんタワーに集中していました(何でも遊びになるのですね)。
ステージ奥のスペースでは、上芝さんが扱いに困ったという、農園に大量にあるツタで作ったリースを手に輪投げ大会が。
あちこちでいろんなコトがはじまっていますが、こんなのんびりモードな方たちもいて、自分のペースで楽しめるのがいいなぁ、と思いました。
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パパたち
「焼き芋ができましたよー!」
ワタシたちが到着する前、子どもたちも一緒に焼き芋づくりをしていたそう。
お子さん
「おいしーい!!」
男性
「カレーができましたよ〜」
みんなに知らせたいときには、誰かが会場内をぐるりと回りながら声をかけていきます。
「手伝ってー」という言葉には、いち早く誰かが反応。
そんな光景を目にし、「カレーをよそうの手伝ってー」という声に、徳ちゃん@TNNは「ハイ! やりまーす」と手を挙げて、冒頭で紹介したようにスタッフに早変わり(撮影の仕事もないしね…汗)。
じゃーん、子どもたち&徳ちゃん@TNNが盛り付けたカレーです☆
ニュージーランドでカレーを作り1杯2ドルで売って生活していたという、ぶっ飛んだ経歴を持つチベさんの手作り(豊中でカレー屋さんを計画中だそうですっ)。
※右がカレーのチベさん
タマネギの甘みとスパイスのバランスが絶妙な、本格的なカレーでしたよ。
ステージでは、絵本読み語り&トイピアニスト・MusiKaさんとMusiKaMateさんによるライブが(子どもたち、上手でしたよ〜)。
途中30分だけ会場を抜けて戻ってきたら、新しいブースができてる(驚)!
※手作りハンコに、その場でお客の名前を入れて販売していました
そして、ステージのある会場から少しだけみんなで歩いて行った井戸見学ツアーや・・・
最後に上芝さん作詞・作曲の「豊中れもんのうた」をみんなで歌って、日が暮れる前の16時に終了。
参加した親御さんたちからは「子どもが本物のお金を扱い、イベントづくりに積極的に関われたのがよかった」「はじめて会った人と気さくに話ができ、大人も心から楽しめた」などの声があがりました。
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豊中こどもれもねいど代表・上芝さんにお話をうかがいましたよ。
※レモンを被るのは周知活動の一環だそう(TNNも?汗)
ちなみに、上芝さんは服部天神駅東口からすぐ「喫茶ピーコック」の3代目です。
地図ではこちら、喫茶ピーコックさんが豊中こどもれもねいど事務局になっています。
ー「れもフェス」は、まったりしながらも飽きることのない、想像以上に面白いイベントでした。
ご自身ではいかがでしたか?
上芝さん
「農園はコミュニケーションが生まれやすい、とつくづく感じました。
※パパはもちろん、ひとりで参加している大人の方も、
自然と協力し合っていましたよ
事前に作り込みすぎずに余白を残したことがよかった、だって作り手のほうが絶対に楽しいじゃないですか!
みんなが『農園でめいいっぱい遊ぼう』とした結果、こんなイベントになりました。
あと、豊中こどもれもねいどは、いろんな人が集まる居場所なんだなぁ、と思いましたね〜」
※ツタでリースを作る方法を教え合う女性たち
そう言えば、れもフェスのステージをコーディネートしていたギタスナフェス2017の実行委員長・藤田さんが・・・
※藤田さんから飛行機雲が2本出ている(空が人と人の交わりを表現してくれた?)
「豊中は人と人がつながる場所、上芝さんとも人の紹介で出会いました」と言っていました。
豊中こどもれもねいどの活動は、大人も子どもも一緒になってみんなの居場所をつくり、その場所をより楽しくしていくことに歩みを進めているようです。
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新しい取り組みとして、大阪大学の学生スタッフが主導する、クラウドファンディングがはじまっています。
※豊中こどもれもねいど クラウドファンディングページより
500円〜1万円のコースを用意し(リターン品あり)、集まったお金で豊中産のレモンを全部購入。
作ったレモンシロップは豊中市内の子ども食堂に寄付するんだって。
上芝さん
「子ども食堂の子どもたちが、寄付されたレモンを使って自分たちで『こどもれもねいどスタンド(レモネードスタンド)』を開催してもらって。
その収益で自分たちの子ども食堂をより楽しい居場所にしてほしい、という願いを込めました。
ーそもそもなぜ、休耕地の有効活用にこだわるのでしょうか?
上芝さん
「地域農業もほかの業種と同じく、後継者不足や空き地の活用などの課題を抱えています。
私自身も父から受け継いだ店を守っている身で、人ごととは思えないんですよ。
時代に合わせながら大切なものを残していく取り組みに、自然とのめり込んでしまいますね」
上芝さんが独特のゆるい語り口で(笑)、クラウドファンディングについて説明する動画がYouTubeにUPされています。
少しでも興味を持った方は、「豊中こどもれもねいど」のクラウドファンディングページ、ホームページ、ブログ、Facebookもチェックしてみてください。
「れもフェス」を取材し、上芝さんのお話を聞いてみて、すごく精力的なんだけど、力が入りすぎていないところがいいなー、と思いました。
地域活動に関わって来なかった人でも、気軽に参加できる温かい雰囲気でしたよ。
豊中こどもれもねいど事務局 ■住所 ■TEL:06-6864-0317 ■ホームページからのお問い合わせはこちら |
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