先日読者さんから、こんな情報をいただきました。
東豊中でキノコの栽培をしているという看板を見かけました。
バスの中から見たので詳しくはわからなかったのですが、少しあやしい感じでした。
BY 匿名希望さん
あ、あやしいキノコ!??
※そうは言ってない(汗)
これって・・・大丈夫なヤツですかね(汗)。
ちょっとビビりながらも、さっそく現場に行ってみましたよ。

地図ではこちら
「にぎり長次郎」と「スーパーフレスコ」のちょうど間くらいにあります。

あーこれかぁ。

「東豊中町で栽培した新鮮きのこ ブラウンしめじ」って書いてありますね。

えーっと、こっちは??

キノコ農場のオーナーも募集してるみたい。

入口っぽいところをのぞいてみると

「御用の方は裏階段から2階の事務所までお越しください。」かぁ。

それでは~と、建物裏手の

階段をのぼって

行ってみたんですが・・・。

残念ながらご不在。
うーん、ここまで来たらキノコ見てみたくなっちゃったなぁ。
さっきの入口案内の下に「すこやかキッチン 合同会社」って書いてあったので

ネットで検索したらホームページがヒット!
どうもお弁当の宅配をしている会社みたいなんですけど・・・。
とりあえず電話でアポを取ってから、再びやってきました!

笑顔で迎えてくださったのは、代表社員の下山さんです。

―いろいろお伺いしたんですが、すこやかキッチンってお弁当の宅配をする会社ですか?
下山さん
「そうです、病院を退院されて自宅で療養されている高齢者の方や障害者の方向けに、療養食を宅配している会社なんですよ」

※すこやかキッチンホームページより引用
下山さん
「見守りサービス(安否確認)も兼ねていまして、ご家族の方にもご好評いただいております」

―なるほど、そんな会社がなぜキノコを栽培されているんですか?
下山さん
「いかにお客さまの健康維持に貢献できるか?を考えていた時に、キノコが良いと栽培するようになりました」

―ではなぜ仕入れではなく自社で栽培されようと?
下山さん
「山梨県に住む友人がキノコ博士だったものですから、キノコについて深く知る機会があったもので」
このキノコ博士と呼ばれる人は「応用きのこ研究所」所長の中村友幸さんという方で、その道で世界の最先端を行く研究者なんだとか。
またキノコは栽培するのに広い土地や手間がかからないことに着目して、きのこが誰にでも作れちゃう栽培ユニット「きのこキューブ」を開発しちゃったんだそう(汗)。
下山さん
「どなたでも栽培できるユニットで、収穫したその場で直売できるものですから、宅配事業のお客さまでもある障害者のみなさんに、就労の場が提供できるかもしれないと思いまして」

※きのこキューブ内で育つきのこ/きのこキューブホームページより引用
ス、スゴい(汗)!
失礼ですけど、あの外観からは想像できなかった展開に驚きまくり(汗)。

しかもこの「きのこキューブを使った障害者支援施設の収益化事業」は、公益財団法人大阪産業振興機構という、エラいさんのお墨付き事業らしいです。

※きのこキューブホームページより引用
ちゃんと冊子でも

紹介されていました。

残念だったのは、訪れた日にキノコの実物が見られなかったんです(ゴメンナサイ)。
ただ近いうちには「東豊中産きのこ」を拝んでみたいと思います。
そして下山さん、キノコの次はオイルに着目してるらしく・・・(汗)。
下山さん
「これ、食材から直接オイルを抽出できる『オイルプレッソ』っていうんですけど、欧州で販売されているものを改良して販売しているんですよ」

この雑誌って・・・
monoマガジン(汗)!!

※2017年6月30日発売号
かつてメーカーでモノづくりを担当していた下山さんと、その仲間で日本の規格に合うよう改良したんだそう。
下山さん
「ものづくりは楽しいし、好きなんですよ・・・売れたらもっと楽しいんですけどね(笑)」
※オイルプレッソはお店向けに期間限定で無料貸出もしてるみたいです/ホームページはこちら
お客さんの健康維持に貢献するための飽くなき探究心と行動力、脱帽です。
下山さん、とっても楽しいお話ありがとうございました!
今度は東豊中産のキノコ食べに行きますね。
匿名希望さん、情報提供ありがとうございました!
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