2016年末の「きょうは何の日」で取り上げた「小曽根小学校前にある歩道橋」。
歩道橋自体は特になにもないんですけど、その時に何となく見つけてしまった「このマーク」。
これです、コレ!
読者さんからは「迷惑駐車追放マーク 迷惑な車を指で弾いているように見えますね。」とのコメントをいただいたんですが、そんな感じのキーワードでいろいろ検索しても同様の画像は見つからず…。
そこでネットがダメなら、誰かに聞いてみようと思い、今回の「謎を追え!」企画で取り上げてみました。
まず最初にやってきたのが、マークが掲示されている小曽根小学校前の歩道橋です。
地図ではこちらですよ。
もしかしたら、マークの看板自体に何か手掛かりがあるかも??と。
上に上がって
近くで見てみたんですが、小さく書かれた文字などは…ないですね。
ならばと裏側に回ってみたんですが
うーん、こちらも手掛かりなし。
ただ頑丈なロックで固定されていたので、誰かが適当に付けたものでないことは間違いないでしょうね。
ってことは「誰が付けたのか??」が謎解きの鍵になりそうです。
車が登場しているマークやし
交通に関する看板ってことでしょうから・・・
やっぱりココか!!
豊中南警察署にやってきました。
地図ではこちらです。
1階の交通関係のところで聞いてみたところ
「これ、何のマークだろう…ちょっと待っててくださいね」
お、意外にも難題だったみたいで、交通標識に詳しい別の人に見てもらうことに。
すると「これは警察が管理する交通標識ではないですね」とのこと。
あら、てっきり警察関係だと思っていたんですけど「このマークの意味はわからない」とのことでした。
うわー「誰が付けたのか」っていう"ふりだし"に戻ってもうたし、警察の人もわからへんマークって一体…。
誰に聞いたらええんやろかぁ~と困っていたところ、その警察の方から「歩道橋の管理は行政ですから、おそらく豊中市ではないでしょうか?」とのアドバイス。
ってことで、豊中南警察のみなさんにお礼を言い、豊中市役所にやってきましたよ。
地図ではこちらです。
どうも「道路関係」は第二庁舎にあるとのこと。
おそらく、ここかなぁ…と
4階にある「道路管理課」にやってきました。
すぐ近くにいた職員さんに訪ねてみると「迷惑駐車関係のマークだと思うんですが」と、交通政策課まで案内してくれたんですが
やはりすぐには判明せず、いろいろ調べてもらうことに。
平成2年までさかのぼった資料に当たってもらったり、この資料が作成された当時を知る担当の方にも聞いてもらったのですが
「豊中市がつくったものなのか、大阪府がつくったものなのか、資料が残っていないのでルーツがわからない」
とのこと。
うわー、市役所でもわからんのかぁ(汗)。
大阪府かもってことは、今度は大阪府庁(どこ?咲州)??
と困っていたら、豊中市の職員さんが大阪府の関係部局に連絡して確認してもらえることに。
ってところで、やっとマークの意味とルーツが判明しましたよー!!
このマークは「迷惑駐車追放シンボルマーク」という名称で
昭和61年1月に大阪府で作られたものでした。
親指と人差指で車を弾き出すイメージのマークだそうで、大阪府下の歩道橋などに設置されているそう。
ただすべての歩道橋に設置されているものではなく、迷惑駐車が多い地域(どの時点で多い地域としているかわかりません)で掲示されているとのことでした。
※三中と大曽公園の間にある歩道橋には掲示されていませんでした
ってこれ、まさしく最初に紹介した読者さんのコメント通りでびっくり!
TNNの読者さん、スゴい(汗)。
それにしても、このマーク…。
現役の「シンボルマーク」としては、大阪府や大阪府警のホームページでも紹介されていないですし(たぶん)、豊中市の場合は警察や行政にすら認知されてないので、役割を十分に果たしているとは言い難いかもしれませんね。
いやー、警察行ったら「あ、これは○○です→あーそうなんですか」っていう展開を想像していたので、思いがけない調査となりました(笑)。
元豊中市民の白熊さん、正確なコメントありがとうございました!
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