地産地消のおいしい野菜が大好き、きも@TNNです。
豊中市役所の益住さんの持ち込み企画、「豊中野菜の直売所&農園めぐり」。
これまで東泉丘の農園ささべさん、北条町の光久農園さんとお届けして、好評につき第3弾です!
今回は、今週19日(土)に豊島公園で開催される「豊中市農業祭」にも参加される、東豊中町の農家・中尾さんのもとを訪ねました。
※豊中市ホームページより(画像をクリックすると拡大表示できます)
二之切池公園の近く、「かつアンドかつ」から東豊中図書館方面に向かい、すぐに左に曲がる小道に入ると無人野菜直売所が見えてきます。
この辺りでは珍しい、大きな柿の木が目印です。
※中尾さん曰く「畑と家を守ってくれている大事な木」とのこと
地図ではこちらです。
実はココ、ワタシは何度も利用していまして、新鮮で安くておいしいんですよ。
どんな方がどんなふうに作っている野菜なのか気になっていたので、今回の取材は個人的にも興味津々でした(公私混同かいなっ!)。
到着すると、優しい笑顔が印象的な中尾さんご夫妻が出迎えてくれました〜。
取材時に並んでいた野菜はというと、赤大根にカブ・・・
左はハヤトウリだって!
あまり馴染みのない野菜には、調理の仕方を書いてくれているんですよね〜(いつも参考にしてますっ)。
ちなみに「ベーコンと炒めて」とアドバイスがあったハヤトウリ。
勝手にアレンジして、我が家の冷蔵庫にあった鶏肉と炒めて塩ダレ&醤油で味つけしたら、とってもおいしかったですよ。
鳴門金時はそうか、サツマイモご飯という手があったか!
平日の朝9時、中尾さんご夫妻が収穫したばかりの野菜を販売所に並べると、すぐに常連さんの姿が。
朝採れ野菜をお手頃価格で購入できるのって、ホントありがたいですよね(野菜が高い今は特に!)。
中尾さんは専業農家で直売所周辺の3つの畑で栽培、まずは直売所の奥の畑から見せてもらいました。
元気いっぱいに育っているキャベツや・・・
京野菜のミブナ・・・
ツヤツヤのサニーレタスに魅了されます。
今が旬のキクナに・・・
シャキシャキしていてやわらかそうな水菜・・・
成長中のネギも!
取材に同行したキャップ・徳ちゃん@TNNは「うわっ、これで鍋できるやん! めっちゃ旨そうやん!」と、またもや食いしん坊キャラ全開に(笑)。
ご主人
「大学生の息子がですね、友だちの家にうちの水菜を持って行って鍋をしたら、おいしいと絶賛されたそうなんですよ」
畑から料理を想像してニンマリするのが趣味(?)のキャップと、話を合わせていただき、ありがとうございます(涙)!
そんな心温かいご主人に野菜を育てるうえで大切にしていることを聞いてみました。
すると、1週間前に植えたというホウレンソウのそばの土に・・・
※成長前のホウレンソウってこんな感じなんですね(畑の取材って発見が多くて勉強になる!)
専用器具を当てて近くの雑草を取り、畑のなかに入れ込む作業を見せてくれるご主人。
ご主人
「こうすることで土のなかに酸素や栄養が含まれるんですよ。
ブロッコリー畑の土には、もみ殻を混ぜています」
親族の方が営む滋賀県の田んぼで収穫したあとのもみ殻を使っているんだって。
ご主人
「元気な作物に育てるために、何よりも土づくりを大事にしています。
野菜の見栄えをよくするために刈り取った葉は畑に戻して、肥料として活用するなど、できる限り化学肥料は使わないようにしているんですよ。
上の段の畑のみ粘土質で大根栽培に最適、夏はビニールハウスにして子どもと野球をするのにいいんですよ(笑)」
えっ!? 前回の光久さんもそうだったけど、畑のことを聞いていたはずなのに、遊びの話に…(笑)。
さぁさぁ、2つ目の畑に行きましょう。
ニンジンを見つめる徳ちゃん@TNN。
※何の料理を思い浮かべた(汗)?
ご主人から「抜いてみてください」というお言葉をもらい、急遽、収穫体験☆
ちょっと早かったのかもですが、鮮やかな色で、味は濃いめでおいしかったです(持ち帰って食べたのです)!
えーーっ、何するー(笑)!?
※香りを確かめただけでした(ホッ)
徳ちゃん@TNN
「葉っぱ付きで『バッグス・バニー』が持ってるニンジンみたいや!」
グリーンがキレイなレタスや・・・
チンゲンサイのほか・・・
農薬不使用のユズも実っていました。
続いて、3つめの畑へ。
※この畑のみ借りているそう
ココでは、丹波の黒豆が植えられていました。
ご主人は子どもの頃から農業を手伝い、自然な流れで後を継ぐようになったそう。
「収穫後に残った葉を利用して畑を耕すと、新たな栄養が加わった土になるから、その土でまた違う作物を栽培する。
ずっと作り続けられるのが面白く、やりがいを感じています」とご主人。
奥さんは「喜んで買っていただける方の存在は、大きな励みになっています。
子どもたちも手伝ってくれて、野菜づくりは家族全員の共通の楽しみなんですよ」と話してくれました。
中尾さんは19日(土)の農業祭に向けて、大根を出荷する予定。
※豊中市役所の益住さん、写真慣れしてきた(笑)?
野菜は無人直売所のほか、毎月第2水曜日、北桜塚の生活情報センターくらしかんで実施されている直売イベントでも購入できますよ。
今回、中尾さんご夫妻とお話して、野菜づくりに注がれる愛情が味に表れているなぁと感じました。
ほっこりとするひとときを共有させていただきまして、ありがとうございました!
店舗データ(2016年 11月16日時点での情報です) | |
お店の名前 | 中尾さんの無人野菜直売所 |
住所 | 豊中市東豊中町5-32-24 |
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