こんにちは!ぐっち@TNNです!
まちなかで見かける「石碑」や「記念碑」の背景を調査して、その詳細をお伝えするお試し企画「あの碑なんの碑」、無事第二回の配信となりました(汗)。
今回は読者さんからこんな情報をいただきましたよ。
Google mapで調べてみると
ここか!?
クリックしてみると「北谷の井戸」という表示がでました。
こんなところに井戸があるの??
中央環状線沿い、豊中建商さんの看板が目印です。
ここを入って
進んでいくと
あれか!?
石碑いっぱいいますね。後ろの2つは・・・シーサー??
石碑のすぐ横にあるのがGoogle mapに載っていた「北谷の井戸」ですかね。
中に溜まっている水が青空を反射していて綺麗でした。
さて、本題の石碑を見てみると
ん~。
確かに謎。狛犬??シーサーが3匹・・・。
こっちは文字が入ってますね
新キャラ。かわいい顔してます(笑)
これらの材料を備えて、前回に引き続き千里図書館にお邪魔しました。
今回も中津さんにご協力いただきました。※前回と同じお写真でスミマセン
中津さん
ーさすが中津さん!!
ってことでゲットしたものを調べ進めたのですが
※豊中の伝説と昔話
※とよなか歴史・文化財ガイドブック
「かわいいお地蔵さんと二匹の狛犬」それが知りたいんや…!(笑)※大阪春秋第94号
北谷の井戸についての記述はあっても、石碑に関する情報が全くない…
「井戸からも近い大阪大学には何か知っている先生がいるかもしれない!」
と思い問い合わせると、大手前大学の田村先生をご紹介してくださいました。
こうなったら行くっきゃないでしょー!
早速、大手前大学 さくら夙川キャンパス(西宮市)に行ってきました(まあまあ壮大な調査になってきた…)
田村先生は阪大の卒業生。過去に北谷の井戸の調査をされたんですって!心強い!!!
ー先生はどれくらい前に調査されたんですか?
田村先生
と、そのあと衝撃の一言が先生から・・・
田村先生
ー増えてる!??そうなんですかー!※田村先生が2006年に撮影した写真/このときは右手奥の狛犬が2匹しかいない(汗)
田村先生
田村先生が調べても分からなかったのかぁ。
ー北谷の井戸については、僕も資料を集めてみたんですけど…
田村先生
桜井谷郷土誌には伝説として記載されていました。
内容はというと、当時、この近辺には川と接することのない丘陵地にあり、飲み水に困っていたところ、この地に布教に訪れた弘法大師が杖で正方形を描いて清水が湧き出す場所を教えてくださったということです。
それが今の北谷の井戸にあたるという。村明細帳と呼ばれる村の記録にも載っていたぐらいなので、生活において大切な井戸だったことが分かりました。※豊中市史資料集3 村明細帳(上)
田村先生
石碑の謎は解けずでしたが、北谷の井戸については初めて知る方も多かったのではないでしょうか?
ぜひ、読者の皆さんで有力な情報をお持ちの方いらっしゃいましたら、豊中報道までご連絡お待ちしてますー!
中津さん、田村先生、お忙しい中、ご協力ありがとうございました!
あいあむ。さん、調査依頼ありがとうございました!
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