TNN豊中報道。2

豊中市の公立小学校へ通う児童たちはどんなものを食べているの?/「走井学校給食センター」を見学して、給食を食べてきた!

アバター画像ちや@TNN 2019年12月09日

小おかずに「ちぐさやき」と、

国産のうちまめを使った「ひじきまめ」、

大おかずには「さつまじる」。鹿児島の紅はるか、宮崎のにんじん、北海道のたまねぎ、香川のあおねぎ、豚肉も煮干し粉もお味噌も国産です。

この「さつまじる」、よ~く見ると色んな形をしたカワイイにんじんが!

実はこれ、「ラッキーにんじん」と言って、多くは機械でカットされますが、こちらは手作業で型抜きされたもの。毎日大おかずの1つの釜に50枚だけ入れられているんですって!

どの学校・どのクラスに入るかはその日のお楽しみ♪児童が楽しく食事できるよう工夫されているんですね~!

12月は豊中産のヒノヒカリという新米が提供されるそう、白ご飯のお供は鹿児島県産カンパチ100%の「おさかなそぼろ」。

そして牛乳、というセット。高学年で1食245円。

せーのっっ!いただきま~す!

徳ちゃん

「昔もよくおかわりしたけど、やっぱりうまいなぁ~!」

40年近く給食の献立をたてられている栄養教諭・冨士原さんがお話をきかせてくださいました。

冨士原さん

「学校給食は戦後本格的に始まりましたが、当初の栄養を支える・体をつくるという側面から、今は豊食の時代、食育を発信する方向に変わってきました。専門家が学校に赴いて授業をすることもあるんです。」

冨士原さん

「給食で大事にしている点は”安心安全”で、”栄養があって”、”美味しい”こと。まずそれらを提供できてこその食育だと思います。子供に生きるチカラをつけたい。5大栄養素がわからなくても、感覚的にバランスが取れているかわかるようなチカラです。自分たちで食を選べるような子供になってほしいと思います。」

冨士原さん

「台風などで休校になれば2トンの食材はすべて廃棄されます。日々色んなことがあって、心を痛めることもありますが、子供たちにありがとうと言われた時が嬉しい。センターを見学して、残菜が減りましたという報告もよくお聞きするんです。”美味しかったよ””減らさなかったよ”。その声が励みかなぁ。」センター見学後の児童からのメッセージ

美味しく楽しく食べてもらうために。給食センターでは日々色んな試みが話し合われ、実行されています。1月はオリンピックイヤーにちなんでギリシャ料理が提供される予定。アレルギー対策も、年々進化しています。

冨士原さん

「食べて美味しい、味も良いし、目でも心でも楽しめるような給食。それが目標で、夢です。」

「子供達と接することも大切にしています。」と、所長の江川さん。

江川さん

「6年前くらいから、調理員達の提案で、子どもたちに触れ合いにいく機会をもうけました。直接嬉しい言葉をもらうことが、我々のモチベーションにつながっています。”ラッキーにんじん”など、これからも喜んでもらえることにどんどんチャレンジしていきたいですね。」

そして、11時をすぎる頃。

給食センターから各小学校へ。トラックが、どんどん出発していました。

いってらっしゃ~い!

食材生産者の方々、給食センターの皆さんの想いを乗せて。みんなに美味しく届きますように~!

今回センターを見学してみて、初めて知ることがたくさんありました。当たり前だと思っていた、給食ってこんな風に作られていたんだ。。。

センター見学は1組8名以上で、こちらから電話またはFAXで申し込むことができます。かかる費用は高学年の給食費・1食245円のみ!人数が多ければマイクロバスを出してくれるそう、市の他の施設も見学できますよ♪

その他、豊中市のホームぺージでは食材の産地や献立のレシピなどもアップされています。

安心安全で美味しい給食、また食べたいなぁ~。

「今日の給食、どうだった?」是非お子様とお話されてください。

ご馳走様でした~!!

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