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きも@TNNです。
「豊中青年会議所」の方からの「豊中の懐かしい写真も見られますよ〜」という言葉に誘われて、先日7月14日(金)、《一般社団法人 豊中青年会議所の創立50周年記念式典》に徳ちゃん@TNNと行ってきました。
※豊中から飛び立つ飛行機をイメージしたポーズでしょうか…(汗)
会場は、まもなくB'z様も来られる豊中市立文化芸術センター。
曽根駅近くの新ランドマークですね。
入口付近には、豊中市内の中学生&高校生、阪大の学生さんによる巨大なフラワーカーペットが♪
フラワーカーペットとは、花とカラーサンドで絵や模様を描く作品のことで、近づくと花の香りに癒されます♡
式典開始は16時半から、一旦お昼すぎに着いたときには、中学生たちが鋭意作成中。
細かくて大変な作業だけど、みんな夢中になっていましたよ。
式典は第一部、第二部と分かれていて、第二部の冒頭で流された映像に、豊中市内の古い写真がたくさん使われていました。
その貴重な写真の一部を提供してもらいましたので、豊中青年会議所の歴史とともに紹介しまーす。
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今年も8月第1週目の土・日曜、豊島公園で開催される《豊中まつり》。
この豊中まつりの前身のひとつが、1979年から青年会議所が主催し、大曽公園で行われていた「ちびっこカーニバル」なのだそうです(知らなかった!)。
この写真は第10回(1989年)、曽根駅前でのパレードの様子(ホームと線路が高架になる前ですね)。
《ちびっこカーニバル》は1994年に《キッズフェスタ》と名称を変更、一旦は豊中まつりとは離れて97年まで独自開催されていました。
そして、豊中青年会議所が「市民による市民のためのまつりにしよう」と提案し、現在の市民有志の実行委員会運営による《豊中まつり》へと発展したそうです。
次に紹介する写真は、《ミュージックエキスプレス》の様子(80年代後半〜90年代前半を豊中で過ごした方は覚えているのでは?)。
※見えづらいかもですが、写真のバンドの方々は、当時流行った前髪を立てて少し下ろすヘアスタイル!
セルシーで行われていたんですね(当時のセルシー、こんな感じだったんだぁ)。
1986〜93年に開催されていたこの《ミュージックエキスプレス》も、豊中青年会議所が主催。
アマチュアバンドを対象にコンテストを行い、デビューのチャンスも提供していたのだとか。
ゲストや審査員に円 広志さん、もんたよしのりさん、上田正樹さんも来られたそうですよ。
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豊中青年会議所は、ほかにもたくさんのイベントを立ち上げてきました。
例えば、2008年から毎年、服部緑地で開かれている《豊中キャンドルナイト》もそのひとつです。
「天候に泣かされた」「地面のロウが取れなくて苦労した」と言いますが、豊中市民が積極的に参加するイベントとして定着しました。
豊中青年会議所主催のイベントと言えば、2013年から毎年開かれている《わんぱく相撲 豊中場所》も有名。
この写真は第1回のときのもの、「出場したよ〜」という読者さんもいるのでは。
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ところで、今回《豊中青年会議所の創立50周年記念式典》を見に行ってみて、「青年会議所ってボランティア団体なんだぁ」と改めて感じました。
先日の九州北部豪雨災害でも、いち早く全国の青年会議所が復興活動に動いたそうです。
2011年の東日本大震災後には、豊中青年会議所のメンバーが募金活動や救援物資の受付を行いました。
※千里中央での募金活動の様子
豊中のPTA連合会やボーイスカウト、企業等に声をかけ、豊中の川の清掃や川に面した親水公園の設置などを行った《アクアユートピア》活動も。
この功績は評価され、1997年には「大阪環境賞 大賞」を受賞、当時の大阪府知事から表彰を受けたそうですよ。
また、1992年からは豊中市が兄妹都市提携をしている沖縄市の青年会議所との交流もスタート。
両市の少年野球オールスターゲームを開催したりと、民間での交流を続けているとか。
※横断幕のコピーが、いいっすね!
ちなみに、野球つながりのトリビアですが、今も豊中で開催されている《少年野球大会》は、1974年から青年会議所がはじめた少年野球大会が前身なのだそうですよ。
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ところで、《豊中青年会議所の創立50周年記念式典》第一部の様子もちょっとだけ紹介します。
豊中青年会議所から豊中市へ、文化芸術センターで使える<子ども用クッション>を贈呈。
贈呈シーンなどでは、国内外で活躍中の豊中在住のバイオリニスト・前田妃奈さん(現役中学生!)の生演奏が☆
記念品贈呈後、淺利市長は感謝の言葉を述べられ、和やかな雰囲気でしたよ。
豊中市内の中高生&阪大生の作品も紹介! これから力を注ぐ「4つのテーマ」って? |
最後に、創立50周年記念式典で発表された《豊中青年会議所の10年ビジョン》について、会場入口を彩っていたフラワカーペットの作品とともにお伝えします。
次の4つのテーマで政策議案を考え、恒久的な運動を続けていくそうです。
①多様性を受け入れ地域の魅力を発信できる国際都市「とよなか」
写真は梅花高校・中澤さんの作品、「平和を共通意識として考えていきたい、という思いを込めてデザインした」とのこと。
②地域の力でまもる防災都市「とよなか」
写真は大阪大学美術部・乾さんの作品、「親子で避難場所や防災グッズの確認をしている場面をイメージ」したんだって。
③希望あふれる教育都市「とよなか」
写真は第十六中学校美術部一同の作品、「身近な黒板をモチーフに各教科の内容を話し合い図案にした」そうです。
④音楽とスポーツが溢れ豊かな心と体をそだてる都市「とよなか」
音楽がテーマの作品から、写真は第一中学校美術部一同の作品、「和楽器をモチーフにした和の案と、音楽で奏でるイメージの五線譜の案を合わせた」とのこと。
スポーツがテーマの作品は2つ、まずは同じく第一中学校美術部一同の作品、「いろんなスポーツの道具を組み合わせた」そうです。
続いて桜塚高校・平井さんの作品、「上を目指して頑張るというのはどのスポーツでも同じ」という考えから「中央の花に向かっているイメージ」を描いたそうです。
フラワーカーペットは、照明とキャンドルが灯った夜に見てもステキでしたよ☆
会場の照明があまり届いていなかったこちらの作品、夜になるとキャンドルの明かりが際立
って幻想的でした〜。
ワタシは、豊中青年会議所で50周年式典事業実行委員会委員長を務めている田中さんが、雑談時におっしゃった言葉も印象に残っています。
田中さんが「創立50周年は変革の年、メンバーのあいだでは『アカンこととその時代に合わんことは変えていこう』とよく話しているんですよ」と言うので、「アカンことって?」と突っ込んでみました。
すると「飲み会の席での行儀が悪いなど、厳しい声もいただいている」と、田中さんは苦笑しながらも真剣な表情で「豊中市民のみなさんの声をしっかり聞き、より市民の方々との垣根をなくす活動をしていかなければ」と話してくれました。
豊中青年会議所の方々、式典に参加されたみなさま、取材にご協力していただきまして、ありがとうございました!
■名称 一般社団法人 豊中青年会議所 ■住所 ■TEL:06-6855-5353/FAX:06-6857-5270/ |
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