近くにあるのに入ったことのないお店やアヤシイ場所・・・そんなご近所にある未開のジャングルをTNNがご案内するストアツアーズ。
読者のみなさん、はじめまして。
若くない新人記者の、きも@TNNです。
これからときどき登場しますので、よろしくお願いします。
先日、TNN事務所に行くと、キャップの徳ちゃん@TNNからこんな指令が!
「ハイツの2階に八百屋さんがあるらしい。早速、調べよ」
手がかりは、このチラシ。
早速、向かってみると、あたりは完全に住宅街・・・。
不安に感じていると、奥から大根を抱えた女性たちが。
あっ!
このハイツですね。
地図ではこちらです。
階段を上ります。
真っ赤なドアにウキウキ♪
中に入ると、中央に野菜がドーンと!
だけど、レジのカウンターにはアンティーク家具が使われ・・・
小物入れやメガネ・チェーン・・・
手織りの布類もあって、雑貨屋さんみたい。
「雑貨はお客さんが作ったものなんですよ」と、店主の乾さん。
チラシの印象よりも、オシャレな方です。
野菜をじっくり見ていくと、大根も
白菜も
ブロッコリーも、とってもきれい!
乾さん
「採れたてだからね。ここに並べている野菜は、能勢にある私と友人の畑で栽培したものなんですよ」
乾さんの畑は20アールくらいあって、"有機栽培・無農薬・低農薬"にこだわっているんだって。
露地では、乾さんイチオシの野菜・プチヴェールが栽培され
ブロッコリーのハウスもあるそうです。
プチヴェールは、店頭に並んでいました。
乾さん
「芽キャベツとケールの交配種で、栄養価が高いんだよ」
へぇー、知らなかった。
4色のミニトマトのパック。
ニンジンの奥には、最高品質の里芋と呼ばれる大野芋もありました。
ところで、乾さんに素朴なギモンをぶつけてみましたよ。
—なぜ、この場所で八百屋さんをはじめたのですか?
乾さん
「ハイツのオーナーである妹夫妻の協力のもと、試験的にやってみよう、ということになりまして」
—ずっと能勢で農業を?
乾さん
「いえいえ。実は東京で長いことIT関連の会社を経営していたのですが、訳あって3年前に戻ってきたんです」
—それでは、最初は大変だったのでは?
乾さん
「いろいろ失敗もしたけど、父が残してくれた栽培ノートと、能勢の農家の人たちのおかげで、なんとかここまで来れました」
能勢の特産品もウリとのことでお店を見回すと、ドレッシングを発見!
すると「『でっちようかん』を買いたいんだけど」とお客さんが。
でっちようかん???
「豊中で扱っているのはウチだけ!」と、乾さんが見せてくれました。
『でっちようかん』10本入り800円、5本入り450円(ともに税込)。
それにしても、このお店は明るくて気持ちいい〜。
BGMのジャズに身を任せ、ゆったりとした時間が過ぎていく・・・。
「2カ月の赤ちゃんを連れたママから、90代の方まで、幅広い年代のお客様が来られます」と、乾さんの奥さん。
笑顔がステキな奥さんと夕食のおかずや子育ての話で盛り上がり、1時間くらいお店でくつろぐ方もいるのだとか。
奥さんとの会話に夢中になっていたら、見覚えのある後ろ姿が!
徳ちゃん@TNN「やっすいなぁ・・・」
いつの間にか、盛り上がっている(笑)。
生産者とふれあえると、野菜への安心感が高まりますよね。
さて、味が気になったので、野菜を買ってみましたよ。
左から、スティックブロッコリー、ミニトマト、プチヴェール。
サラダの完成!
見よ、この鮮やかな色を。
ドレッシングをかけて、いただきま〜す!
プチヴェールは甘みがあり、ブロッコリーはほどよいやわらかさ。
ミニトマトは甘酸っぱくておいしかったです。
ファンタジーマーケットの乾さんご夫妻、貴重なお話と心地よい時間をありがとうございました。
あ、ちなみに毎週火曜日には服部阪急商店街で出張販売もしているそうですよ!
店舗データ(2016年1月27日時点での情報です) | |
お店の名前 | ファンタジーマーケット |
住所 | 北桜塚2-8-30 2F |
営業時間 | 9:30-14:00 |
定休日 | 毎週日・火・水・金曜日 |
参考サイト | ホームページ |
■■豊中情報の投稿はこちらから■■ 《お店開店閉店やおもしろスポットなど》 |
■■豊中市民の回覧板はこちらから■■ 《イベントやメンバー募集の告知など》 |