読者の皆様、おはこんばんちは~!
今回は春日町に新しくオープンされたお店で【自宅で楽しめる豊中グルメ⑯】!
「いずみ(SEN)のベトナム料理 VIET HU'O'NG(ヴィフーンorヴェトフォン)」さんです~!
現在豊中でベトナム料理を看板に掲げるお店はコチラだけですよね~!
地図ではコチラ!豊中亀岡線沿いで、阪急バス「野畑住宅前」停留所から徒歩3分ほど。駐車場は近くのコインパーキングをご利用ください(有料)。
入店するやいなや、アジアンエスニックの香りが食欲を刺激!お客様がいらっしゃって店内撮影は自粛しましたが、手前に4人掛け・6人掛けのテーブル席が2つ、奥にカウンター数席という、奥行きのある造りになっています。
アイドルタイムなしの”ぶっ通し営業”、20時まで同じメニューとお値段。
ご両親が飲食店を営まれていたこともあり、ベトナムで専門学校に通い、調理師免許も取得されたいずみさん。料理人としての道が開けていたところに、それは起こったのでした。
次第に身の危険を感じるようになったお二人は、ベトナム出国を決意。
先に国を出たいずるさんの消息がつかめぬまま、いずみさんは妊婦でありながら命懸けで香港に渡り、夫の無事を祈る日々を過ごすことに。
いずるさんは沖縄の遠洋漁業船に救出され、日本へ。1984年、難民認定を受けたことで、いずみさんも来日。家族は、再び一つになることができたのです。
日本語は全く話せなかったというお二人ですから、その後もご苦労は続いたに違いないのですが。。。
「難民として、死ぬ思いをしたことに比べたら、どんな苦労も大したことはない。」
何気ない日常のありがたさを誰よりも知るお二人。66歳と64歳にして叶ったという夢は、「身体が動く限り続ける」お店のオープンでした。
いずみさん
お店一番の看板メニューは、いずみさんの”おふくろの味”でもある「ブンボーフエ」。香港にいた頃、屋台で販売していたお料理で、連日1時間で完売するほど人気だったそう。
何時間もかけて作られたスープ、手作りハムや香草が入った、いわゆる「フォー」です。「写真用にどうぞ」とテイクアウトとは別に、作ってくださいました。
お店は3月22日にオープン。それ以前は、北摂を中心としたイベントなどに屋台で出店されていて、その確かなお味に既に大勢のファンが。お店を構えるのは初の試みです。「SEN」は、いずみさんのベトナム語のお名前
お二人
「喧嘩もするけどね、あっはっは!」涙の日々を乗り越えて、この笑顔。
さぁ、テイクアウトができたようですよ~♪いずるさん、いずみさん、ありがとうございました~!!