読者の皆様、おはこんばんちは～！

春先以来の「和菓子探豊」の時間がやって参りました～♪

その壱はコチラ！その弐はコチラ！

その参となる今回は、コチラにお邪魔します！

「御菓子司　京屋」さんです～！

徒歩５分圏内に２店舗あります。こちらは「小曽根店」。

地図ではコチラ！

本店の「浜店」はコチラ、先日お邪魔しました、「One テラス」さんの向かいにあります。

ちなみにお昼をすぎると本店のお品はほとんど売り切れ状態！笑

改めて「小曽根店」にお邪魔します。本店より店舗スペースが広いんですね～！

夏の贈り物や、

季節の生菓子など、品揃えも豊富です。

色鮮やかでキレイ！

そろそろアツい大会も始まりますね～！

もちろん乾き物コーナーも！

これ。。。は？？

「先日”全国菓子大博覧会”で一般菓子部門の名誉総裁賞を頂きました。」

お話してくださったのはご主人の堀本さん。

「京屋」さん自慢の１品、「待兼の鏡」。賞は全国から２１７５点ほど集められた中から「味」「姿」「国際性」「衛生面」「品格」「地域性」などを審査され選ばれるものだそう。洋菓子や飴などもあるので和菓子だけですと審査対象は1000点ほど。その中の最高賞に輝いたというわけなんです！

無理を言って、こちらで頂くことに。（※通常店頭で試食することはできません）

じゃーん！！！

・待兼の鏡　　１個486円

金箔はまさに頭にいただく王冠のよう。風格ありますねぇ～！！

中はこんな感じ！

栗入りと、渋皮付きの栗入りがあります。

写真は渋皮付き

十勝小豆・手ぼ豆・和三盆糖・百合根などを合わせた生地に白小豆で包んだ大粒栗が入っているそう。

難しいのは、このムースのような生地のやわらかさを作るところなんですって。

あっさりしていて上品な味わい！なめらかで食べごたえ十分！！二層の餡は待兼山で出土した鏡をイメージして。。。

本店は40年、小曽根店は14年になるそう。堀本さんは和菓子職人歴なんと60年。

「”京屋”という名前は修行に入っていたお店から１字頂いて付けました。御菓子を作るのはお客さまに喜んでもらうのが嬉しいから。”美味しかった”って言って頂くことが一番。」

御年77歳。職人さんの朝は５時から、今なお現役。

「もともと豊中に住んでいたわけではありませんが、お店をやってからは豊中に縁を感じています。何かね、都会でもないし田舎でもないし、そのへんが好きなんやな～。お客さんは”大阪のど真ん中でもいけますよ”って言ってくれるんやけど、僕は豊中が好きなんです。」

「待兼の鏡」の他にも、お店には豊中愛を感じる御菓子がたくさん。

「目標は時代に合った御菓子を作ること。まだまだ新作に挑戦していきたいと思っています。」

遠方からも買いに来られるという豊中銘菓。誇らしく、そして、頭のさがる思いです。

全て御菓子で作られた”工芸菓子”

今の季節はやはりコレ！でしょうか。

伝統を守り、紡いでいく。そこには古きを守りながら新しい挑戦を続ける職人の心と技がありました。和菓子っていいなぁ。

ご馳走様でした～！