こんにちは。でっしー＠TNNです。

今回は、読者さんからいただいた調査のご依頼にチャレンジします。

そしてこちらが読者さんからいただいた画像。

縦に長い直方体の石に「電話」の文字が彫られていて、ほんとに「電話のお墓」みたいですよね。

電話の発祥地？誰かが電話を落とした場所なのか？はたまた何かの記念碑なのか？地下に電話線が埋められているのか？取材前に色々考えましたが、めっちゃ気になる！！

と、いうことでまずは「電話のお墓」がある現地に見に行ってみましょう。

場所はこちら。

服部緑地の円形花壇にやってまいりました。時刻は午前9時。晴れていて、とても気持ちがいいです。

円形花壇近くの売店付近を探してみますが、、※円形花壇の北側にある売店「エスメラルダ」。

見当たらない（汗）。読者さんからいただいた写真に草の茂みと階段が写っていたので、それらしき所に行ってみます。

あれ、、もしかして！！

あ、あった～！！！

近づいて見るとこんな感じ。

円形花壇の売店近くにある「花の化粧室」の前にありました。※ちょっとスピリチュアルな雰囲気を感じます

いや、ほんとにお墓みたいな風貌をしています。高さ30センチくらいの石ですね。※横から見た「電話のお墓」

何だろ、これ…。一人で悩んでても分からないので、服部緑地管理事務所に行って職員さんに聞いてみたいと思います。※担当者さんが不在だったので、後日折り返し連絡していただけることに。ありがとうございます（泣）

ー円形花壇の近くに「電話のお墓」みたいな石碑があるのですが、あれはなんなのでしょう？

職員さん

おっ、4番目に考えてた予想が当たってた（汗）

職員さん

さっきはよく見てなかったけど確かに、裏に「3.6」って書いてる。

上から見ると矢印も。

職員さん

なるほど。工事をする人に「近くに電話線があるよ～」って注意喚起する標識だったのね。※「電話」と書かれたマンホールとともに、石碑は電話線のありかを示す重要な手がかりになっているそう。

職員さんによると、こうした「石」でできた標識は全国的にあるそう。

石の他にも、私たちの身の回りの電柱や地面に「ここに電話線がありますよ」ということを示す標識が設置されていることがあるそうなんです。

だけど、ここには電柱はないし、地面は土や雑草に隠れる恐れがあるということで、目立つ標識にしたのかな。

なぜ「石」の標識なのか、というのは分からなかったのですが、でっしー＠TNN的考察は「石」の標識のほうが、公園の自然豊かな雰囲気に合うからじゃないかな～と思いました。※景観に配慮した設計（？）

と、いうことで「電話のお墓」に見えるアレの正体は「地中の電話線の場所を示す標識」でした。

今回、広い緑地公園の中の小さな石碑についてあれこれ考えてみて、幼い頃持っていた好奇心を思い出しました。小さくても珍しいものに目を向けながらお散歩すると楽しいですね♪

情報をくださったM野さん、お忙しい中対応くださった服部緑地管理事務所の担当者さま、ありがとうございました！