「RED U-35」：日本最大級の料理人コンペティション・２次審査に豊中のお店の料理人２人が進出してる／「天ぷら割烹たかの」宮本壮平「ワイン食堂 PERTICA」白竹俊貴２人の若き料理人渾身の１皿とは【TNNクーポン有】♪

読者の皆様、おはこんばんちは～！

宝塚歌劇と豊中グルメをこよなく愛するちや＠TNNでございます～！

今回お邪魔しますのはコチラ！

と、その前に。。。

「RED U-35」（レッドアンダーサンジュウゴ）という大会をご存知でしょうか？

【RED U-35とは、夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人（クリエイター）を発掘し、世の中に後押ししていくため、これまでの料理コンテストとはまったく異なる視点で、日本の食業界の総力を挙げて開催している料理人コンペティションです。】公式HPより引用・転載

偉大なる料理人になることを目指す「35歳以下の料理人」を対象に、半年以上かけてお料理の技術力や創造性を競うもの。参加されているのは、いずれも名店の看板を背負った若き強者ばかり。受賞者は例外なく、グルメ界隈でその名を轟かすことになります。公式HPより転載

「2019」は全国から435名のチャレンジャーが集い、7月5日に93名の１次審査通過者が発表されました。２次審査進出者リストに、豊中にあるお店のお料理人さんが、ナントお二人もその名を連ねているんです～！

今回お邪魔しますのは、そのお二人のいらっしゃるお店。

まずはコチラ！「ワイン食堂 PERTICA（ペルティカ）」さんです～！

ワタクシは、2017年にお邪魔してランチをいただきました。

当時からメニューが変更されているようです。

地図ではコチラ！阪急豊中駅から徒歩１分程の場所にあります。

絵本の世界に迷い込んだような気持ちになる、素敵なお店構え。建物の右手にある小道を入ると入り口があります。

かつて「H・T・S（アッシュテエス）」さんというワインショップだったお店。ワインに合う食事を食べられるようにと、お店を広げて”ワイン食堂”としてオープンされて３年目。

「RED U-35」２次審査に進出されたのは、こちらでシェフ兼ソムリエとして腕をふるう白竹俊貴（しらたけとしき）さんです。

白竹さんは広島県出身。一度調理師学校を卒業したのち、興味のある分野を極めたいと改めて辻調理師専門学校へ入学。学校へ通いながらミシュラン星つき・フレンチの名店で修行されていました。

白竹さん

「連日満席で大忙しのお店でした。仕込みや残業に追われてあまり授業に出られず、今でも問題児として記憶されているんですよ（笑）。」

その後、オーナーさんが営まれている北新地の人気店へ入られたのをきっかけに、系列店の「ペルティカ」さんでシェフに就任。現在27歳。

白竹さん

「ワインと同じくらい力を入れているのが食後酒。面白くて美味しいお料理をご提供したい。飲めるお皿もいっぱいあります。」

白竹さん

「”RED U-35"に応募したのは集客につながると考えたから。オーナーに、流行らないと立ち飲み店にするぞと言われているんです（笑）。もちろん立ち飲み店も好きですが、豊中駅前でプロポーズにも使っていただけるお店はあまりない。来てくださっているお客様の為にも、今の形を大切にしたい。良いワイン・良い食材を使ったお店を、大会に勝って広く覚えてもらいたいと思っています。」

9月初旬に結果発表される２次審査はオンライン。フランスで唯一、2つの三つ星レストランを持つ、現代フランス料理を変えたといわれるモダンフレンチの巨匠、ヤニック・アレノ氏からの課題です。内容は「ヤニック・アレノ氏とコラボするあなたの料理」を映像で提案すること。公式HPより転載

つい先日審査に提出されたばかりの１皿を、再現していただけることになりました。

白竹さん

「実は考える機会ってあまりないんです。季節や旬で食材や料理はかわりますが、（大会に出ることが）いつもの仕入先でいつもの人達と関わるだけでは及ばない、新しいことを考えるきっかけにもなっています。とても刺激的です。」

色々盛られて。。。

完成～！

枝豆のピューレに鰹節のアイスクリーム。白板昆布を薄切りにして揚げたもの、羅臼産昆布に砂糖をまぶして焼いたものが盛り付けられた１皿。

白竹さん

「他の方は前菜が多いはず、デザートにいく人は少ないんじゃないかと思いました。他の人がやっていないこと。フランスのデザートは甘い物が多いので、”しょっぱい”、”旨味”、”日本らしさ”を重視しました。」

２次審査はお味を競うものではありませんが、せっかくですのでいただくことに。

パリパリとしたスナックのような昆布、甘辛いアイスクリーム。塩味（えんみ）が多いのにしっかりデザート！いやぁ～面白い！

白竹さん

「豊中から世界に。それが僕の夢です。」

そんな白竹さんのお料理がいただける「PERTICA（ペルティカ）」さん、【TNNコラボ企画】にご協力いただけることになりました～！ありがとうございます！

「TNNをみた」でディナーが500円引きに！期間は8月末まで。食材準備のため、なるべくご予約をオススメします（電話番号：06-7162-1267）。

さて、続いてお邪魔しますのはコチラ！写真はオープン当時

「天ぷら割烹たかの」さんです～！写真はオープン当時

地図ではコチラ！阪急岡町駅から徒歩１分程の場所にあります。

昨年のオープン時にお邪魔して、「お昼のおまかせコース（3240円）」をいただきました。

「RED U-35]２次審査進出者、もうお一人は「天ぷら割烹たかの」店長の宮本壮平（みやもとそうへい）さんです～！

宮本さん

「実はこれまでも出場させていただいて、２度ブロンズエッグ（入賞）をいただきました。今回5回目、34歳でラストチャンスになります。」

宮本さん

「同世代の方々との交流はとても良い刺激になる、ただただ楽しいからやっているところもあります。今回も自然とエントリーを決めました。」

宮本さんは調理師学校卒業後、有名ホテルの和食店で約５年修行されました。大量にお料理を作るホテルのシステムではなく、１つ１つ手作りしたいと、豊中にある”創作割烹たかの”さんに入られ本店で3年、”鮨・天ぷらたかの”さんで5年。現在の”天ぷら割烹たかの”さんでは、オープンから１年半、店長としてその腕をふるわれています。

宮本さん

「じょじょにお客様が増えてきて、ありがたく思っています。大会に出てお料理を考えるプロセスで学んだことが、あとあとお店の色々なことで活かせることもあります。旬の食材を使って驚きや楽しさを感じられるお料理をご提供します。」

新しく「お好み天ぷらコース」ができています

ヤニック・アレノ氏とコラボするなら？宮本さんにも、２次審査に提出されたばかりの１皿をお作りいただきました。

天ぷらを盛ったところに、何かを流し込んで。。。？

完成～！

立ち上る湯気が幻想的！動画でも伝わりそうな、美味しそうな香りがしています～！

ミルク風呂のような甘鯛の頭と骨でとったお出汁、浸かっているのは甘鯛の天ぷら。

下にあるのは、レンコンのすりおろしと、お出汁をとったあとにほぐした身をこねて焼いたもの。”甘鯛まるごと１匹を使った１皿”というわけです。

すだちをしぼって、なんとも爽やか。とっても美味しい！漆の器、手にとってズズズと飲み干せます。

宮本さん

「コンクール用のお料理というよりは、普段やっていることの中から最大限できることを考えました。斬新さや新しさを重視しすぎて、得意分野でない華やかなものを作って、落ちてきたんです（笑）。これまでブレてブレて、ここに行き着きました。」

そして、「天ぷら割烹たかの」さんでも、【TNNコラボ企画】にご協力いただけることになりました～！ありがとうございます！

「TNNをみた」で、「RED U-35」２次審査に提出された、こちらの１皿をコースの１品に！

3000円のコースのみ＋500円で。その他のコースにはプラス料金なしで入れていただくことができます。期間はありません、予約時に”あのお皿を”とご指定ください（電話番号：06-4865-3455）。

宮本さん

「敷居が高いと思われることが多いのですが、決してそんなことはありません。お気軽にくつろぎにいらっしゃって下さい。」

「RED U-35」２次審査の結果は9月初旬に発表。その後三次審査・最終審査を経てグランプリが発表されます。結果も気になるところですが、精鋭が集う大会、93名の中に残られているのがスゴイこと！間違いなく全国に誇れるお店です。

お2人に会いに、是非お店に行ってみてくださいね。

ご馳走様でした～！

店舗データ（2019年7月25日時点での情報です）
お店の名前	ワイン食堂 PERTICA（ペルティカ）
住所	本町1-2-45
営業時間	（昼）12:00-14:00（LO/13:30）（夜）18:00-22:00（LO/21:30）
定休日	毎週水曜日
喫煙	全席禁煙

店舗データ（2019年7月27日時点での情報です）
お店の名前	天ぷら割烹たかの
住所	岡町南1-1-20
営業時間	（昼）11:30-14:00（夜）17:30-22:30（LO/21:30）
定休日	月曜日・第１火曜日
喫煙	全席禁煙