底引き網ではなく一本釣りした甘鯛に、行者にんにく、アスパラ、バジル等を共にいただくと、それぞれの素材の味が引き立て合って魅惑のハーモニーを奏でます。

ここで池田さんが「黒文字茶ソーダ」をペアリング。ジンのミストをワンプッシュすると…一気に引き締まった味&香りに。※黒文字茶ソーダ
忘れてはいけない、アツアツのパンも運ばれてきましたよ。白竹さんも池田さんもパン屋での修行の経験があるので、いつかパン屋さんもやってみたいんだって♪

さてさて、コース料理も大詰めになってきましたが…お次は?

濃厚なソースをかけて…

「鮑のパイ包み 鮑の肝のソース」です。

パイ生地は「アンヴェルセ」と呼ばれるバターで生地を包み折り込む技法を使われているそう。軽く仕上がるため自分たちで折っているという、手間暇かけた一品です。

鮑、毛ガニ、ホタテに鮑のキモなどを使ったどっしりとした風格のソースが、思わず旨いと唸ってしまいます。

そして、次のお肉料理とも合うペアリングは…

ソムリエ池田さんが修行に行っていたオーストラリアのワイン「モッパスプリングス‘20」です。※モッパスプリングス‘20 ロックフォード
カトラリーも料理ごとに変えてくださるので「次はどんなカトラリーかな~」とワクワクしてしまいます。

あ、お肉料理がやってきましたよ。

このキレイなお肉は「エゾ鹿のロースト」です。

フォークを入れると…や~わ~ら~か~(驚)。

仔牛と軍鶏ロックをベースにエゾ鹿をたっぷり使ったソースも、存在感があります。臭みのない鹿のお肉の味と、互いの良さを引き出し合っていますね。

海塩を少しかけていただいても、また良き。

スライスしたじゃがいもに、香り高い黒トリュフという完全に主役級の食材も、控えめに忍んでいるのがまた贅沢ですよね。

ペアリングしてもらった赤ワインも、ベストマッチしています。

ここで「パッションフルーツと黒文字茶のシャーベット」でほっと一息つきましょうか。

今までいただいた料理を振り返りながら、シャリシャリしたシャーベットでお口の中をリフレッシュ。

さてコースも終盤に差し掛かり、デザートタイムになりました。「京番茶のアイスクリーム」です。

下の層は、右から「コーヒームース」「マスカルポーネムース」「五香粉の生チョコ」「クッキーとアーモンド」です。

デザートは、パティシエでもあるソムリエ池田さん作。とんでもなく美味しく癒しのお味でしたよ。

最後は「和紅茶」と「ミニャルディーズ※」です。※食後にカフェと一緒に楽しむ小菓子のこと/ドリンクはコーヒーや紅茶から選べます
右上から時計回りに「バニラフィナンシェ」「ほうじ茶の生チョコ」「抹茶ととんか豆のパウンドケーキ」「クッキー」です。

最後までドキドキとワクワクが止まらない、視福口福なひと時を過ごさせていただきました。※ごちそうさまでした!
そして、最後の最後にサプライズ☆シェフから渡された、本日いただいたメニュー表の裏には…

なんと、ペアリングしたドリンクも。これはいい思い出になるわ~。

カヌレのお土産までいただいて、ルンルン気分なハルナ@TNNとヤマグチ@TNNなのでした♪

ここで嬉しいお知らせが。今後はスタッフを増やし、ランチ営業にも力を入れていく予定なんですって。

今後の目標を伺うと、フランス料理を提供しているのでミシュランの星獲得も目指すとともに、ご来店いただいたお客様に「美味しかった」と笑顔で言っていただけるような店づくりを目指していますと仰っていたお二人。息ピッタリなお二人だからこそ、叶えられそうな夢ですね♪

みなさんも特別な記念日などに「atebu (アテブ)」に行って、思い出の1ページを作ってみてはいかがでしょうか。

白竹さん、池田さん、極上のディナーをごちそうさまでした~!
ねこさん、通りすがりの豊中市民さん、情報提供ありがとうございました~!
店舗データ(2025年2月20日時点での情報です) | |
■お店の名前 | atebu (アテブ) |
■住所 | 本町1-2-45 |
■最寄りのバス停 | 阪急豊中駅 |
■営業時間 | 17:00 - 23:00(LO20:30) |
■定休日 | 水・木 |
■喫煙 | 禁煙 |
参考サイト |