10月15日は豊中市の誕生日!
2016年は80周年ということで、15日に開催された記念式典の様子をレポートしますよー。
地図ではこちら。
看板と一緒に記念撮影されている方も多くいらっしゃいました。
内覧会の時と比べると格段に人が多いです。
まぁ、まだスタートまで10分くらいあったので、ボチボチってところ。
山田洋次監督が登場するってことで、やはり報道関係の人も多かったです。
そして定刻13時に式典がスタート。
式典の初っ端だし緊張しているだろうなぁーって思ったんですが、いやいや堂々たる演奏。
第11中学校の吹奏楽部は、先日関西大会を勝ち抜き、10月22日から開催される全国大会に出場するんやって、スゴい!
演奏終了後、式典準備のため一旦緞帳(どんちょう)が降ります。
この緞帳、豊中市の名誉市民でノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎さんが監修されたんだそう。
「宇宙 自発的対称性の破れ」っていうタイトルなんだそうです。
「えー、ぼく長ーーいお話は苦手!」
会場全体が笑いに包まれます、やるなぁ。
緞帳が上がって式典がスタート、司会は読売テレビアナウンサーの林マオさん。
続いて豊中市歌も斉唱。
こちらの歌です。
豊中市は大阪府下に4番目に誕生した「市」だったそう。
「緑が多く住みたい街に選ばれるなど、素晴らしい街へと発展してきました、これまで市制に関わってこられた方々の努力に感謝を申し上げます」って感じでした。
本当はたーくさんいらっしゃったんですが、各分野の代表者が登壇されていました。
このあと、表彰された皆さんにおみやげで配られた「お菓子」の紹介がありましたよ。
梅花高校の調理製菓コースの生徒さん、JALグループのJエアのみなさん、そして小売商業団体のパティシエさんが考案されたスイーツなんやって。
実物が見たかったなぁ。
どうも買える機会が今後あるそうなので、またTNNでご紹介できたらと思います。
表彰式のあとは、祝辞。
衆議院議員さんとかだけでなく、近隣市(箕面市や池田市など)の方々もいてはったり、大阪空港の就航都市になっている福島県などからも来賓がありました、ありがたいなぁ。
さらには!
姉妹都市のカリフォルニア州サンマテオ市(YouTube発祥の街)から議員さんが来られていて、サンマテオ市長のメッセージが林マオさんによって読み上げられていました。
そしていよいよ、名誉市民称号の贈呈式。
このあと「とよなか山田会」っていう山田監督のファンが結成している会から、色紙のプレゼントがありました。
豊中で生まれたものの、2歳で満州へ渡られ、その後も住まいを転々とされたという山田監督。
「だから私にははっきりとした故郷はなかった」そうです。
しかし「両親がよく岡町の話をしてくれた、だから豊中や岡町に対する想いがあったんですよ」とのこと。
「生家もそのまま残っていて、これは私の年齢では奇跡だと思うんです」
「豊中は東京の郊外にはない落ち着いた、美しい街並みです」
「名誉市民にもしていただいて、山田会のみなさんも応援してくださっている、ありがたいなぁ、僕の故郷はここなんだなぁと思います」
会場大拍手。
リップサービスも多少あるでしょうけど「2歳までしか住んでなかったんでしょ?」というイメージは、完全になくなりました。
山田監督
「子供の頃に訛りがあるって言われてね、そのたびに大阪に自分のルーツがあると感じていました」
この後、映画作品に話題が及びます。
林さん
「『小さいおうち』に登場する家は岡町にある生家がモデルと伺いました」
山田監督
「あの映画は昭和10年頃の話、ちょうど私の生家と同じ時期じゃないか、と思ってね」
その「おうち」の話のあと
林さん
「山田監督にサプライズプレゼントがあります」
表彰者のお土産も製作されたパティシエさんが作られたんだそう。
会場がさらに笑いに包まれました(笑)。
山田監督の、とってもユーモアあふれるトークに、すっかり魅了されてしまいました。
今度『小さいおうち』と『家族はつらいよ』観ます!
これにて約1時間半の記念式典第1部は終了。
第2部の模様は、このあとの記事でレポートします、お楽しみに。
■■豊中情報の投稿はこちらから■■ 《お店開店閉店やおもしろスポットなど》 |
■■TNNへの調査依頼はこちらから■■ 《謎のお店や不思議な看板など》 |
■■豊中グルメの投稿はこちらから■■ 《オススメのお店や買い食いスポットなど》 |
■■PR・告知の投稿はこちらから■■ 《イベント紹介やメンバー募集の告知など》 |
■■TNNスポンサーのお問い合わせ■■ 《記事広告やバナー広告の掲出など》 |