庄内宝町の寸賀尻橋に、ちょっと変わった日時計があります。

場所はこちらです。名神高速と阪神高速が交差するところの近くです。
その日時計がこちら。

ちょっと変わった形でしょ?

日時計なので影が時刻を表すかと思いきや、その地面に数字がない。

どこで時間わかんねやろ、と思ったら

日時計自体に数字が書いてある。

なるほど、この影の位置で時刻がわかるって仕組みなのね。

ってことは、これは

15時40分ちょいから50分ちょいの真ん中やから、15時45・6分ぐらいってことかな。
この日時計が正しいかどうか調べてみる。

15時39分、ちょっとズレてる。

まぁまぁ新しいもんでもないんやし、日時計の精度もこんなもんちゃうかな~・・・
なんて思ってたら、日時計の根元に気になる板を発見。

それがこれ。

えーとなになに・・・

日時計の示す時刻は、地球の公転軌道の関係上季節によって均時差がでます。
その季節の正しい時刻は、下の表で補正します。
なるほど、公転軌道とかよくわからんけど(汗)補正する必要があるんか。
そんでその「下の表」がこちら。

月と日で補正する数値がでるんやね。
TNNが訪れたのは9月22日(月)やったので、一番近い「9月21日」で補正すると・・・

※わかりやすくするため補助線引いてます

「-7」か!
ってことは、さっきの日時計の時間が15時45・6分やったらから、そこから「-7」とすると・・・
おお!

合ってるーー(驚)。
寸賀尻橋の日時計恐るべし、1分単位まで正確に時刻がわかっちゃうのね・・・(汗)。
ちょっと前に放送してた豊中市の広報番組『かたらいプラザ』で、さらっと流して紹介されてたので「何かおもろそー」と思って見に来てみたんですが、いやいや大正解でした。
みなさんもぜひ日時計で時刻を計測して、地球の公転軌道を実感してみてください(笑)。