国土交通省の「平成23年全国一級河川の水質現況」によると、豊中市の利倉付近を流れる猪名川の水質が全国でワースト1位なんだそうです。
ニュースサイトにも掲載されていました。
国土交通省は2日、全国163の1級河川について、汚染の指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)で評価した2012年の水質ランキングを発表した。
イワナやヤマメなど、清流を好む魚の生息に適したBODは、1リットルあたり2ミリ・グラム以下とされる。複数の調査地点の平均値が0・5ミリ・グラムで、「最も水質が良好な河川」とされたのは、尻別川(北海道)、吉野川(徳島)など9河川だった。
また、最も水質の悪かった調査地点は猪名川の利倉(大阪府豊中市)で、BODは1リットルあたり9ミリ・グラム。次いで利根運河の合流前(千葉県流山市)が8・2ミリ・グラム、中川の飯塚橋(東京都足立区)の6ミリ・グラムの順だった。
※YOMIURI ONLINEより転載
wikipediaによると、BODは水質を示す指標とししては一般的なものだそうで、特定の有害物質などに偏った指標ではないということです。(→wikipedia)
場所によっては泡立っているように見えるところも。
今回撮影してきた場所は地図で見るとこちらです。二本架かっている橋から南を向いて撮影しました。
大きな地図で見る
地図で見ると、豊中市を流れる猪名川は少しだけなんですね。まさかそこがピンポイントで全国ワースト1位の水質エリアになってしまうとはホンマに残念です。関西で「汚い川」というと昔から大和川が挙げられるのですが、その大和川はここ10年の水質改善ランキングで全国1位なんだそうですよ。ぜひ猪名川も手本にしてもらいたいですね。
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◆参考サイト
・平成23年全国一級河川の水質現況(PDF)
・猪名川(wikipedia)
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