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TNN豊中報道。2

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曽根駅近くに「鮨 西木(さいぼく)」っていうお店ができてるので食べてきた!/食べたことないネタに出会えるかも?未使用魚も扱う、カウンター熟成鮨のお店♪

アバター画像ちや@TNN 2022年04月30日

読者の皆様、おはこんばんちは~!

ちや@TNNでございます~!

今回は阪急曽根駅からスタートです♪

駅を出て西側、「あじじ」さんや、「ラ・カーサ・ヒデ」さんなどが軒を連ねる「曽根商店街」を進みます。

理容室のサインポールが目印。ここを右に曲がったところにあるのが。。。

今回お邪魔するお店!

「鮨 西木(さいぼく)」さんです~!

地図ではコチラ!駐車場は近くのコインパーキングをご利用ください(有料)。

少し奥まったところにあるので隠れ家感も感じられますが、店名の文字がドーンと大きく、「隠れる気はないぞ~!」というところでしょうか(笑)。「鮨」店だというのも一目瞭然。通常は夜営業のみですが、まだ明るい内からお時間を作って下さいました。お邪魔します~!

店内は、対面カウンター6席。

全体的にナチュラルな色味の木製インテリアで統一されています。

荷物を置き、

上着もかけて、準備は万端!

メニューはコースのみ。その日のコースがタブレットで示されています。ネタバレがお嫌いな方は見ない選択もできますし、どれだけ出てくるかわかっていると胃袋の準備ができたり、ネタの説明を受けた時、こうして文字があると理解しやすいかも。お店側からすると、急遽変更になったものでもこうして消すよりスッキリ整理できるメリットもありますね♪

ドリンクはこんな感じ。

日本酒メニューが豊富です。

では、肴・鮨・碗という構成の中から、厳選していただいた数品をお願いします~♪

・本マグロ赤身

”ひっさげ”と呼ばれるマグロの幼魚、軽く漬けに。

何を隠そう「鮨 西木」さんは”熟成鮨”のお店。マグロは3日~1週間乾燥させながら寝かせることで、水分が抜けて旨味が凝縮するのだそう。少し酸味も感じられるのは熟成の極みでしょうか。

すし飯は栃木の「なすひかり」。「コシヒカリ」の亜種で、粒が大きく、ネバつきが少ないのですし酢をよく吸うんですって。米酢(白)と赤酢2種類、計3種類をブレンドした”ロゼ”のような雰囲気です。すし飯だけいただきました

”シャリコマ”というほどではありませんが、普通よりはやや少なめの量。口に入れた時にほぐれ、ネタとすし飯が一緒に消えるような塩梅です。

青色は食欲をそぐイメージがありましたが、鮮やかな碧は赤身がよく映える!最近青系のお皿、多くなってきましたね~♪荒木漢一さんの作

続いては。。。

・ニシン

ワタクシ、ニシンのお鮨って食べたことがないかも(・o・)!なんとなく押し寿司だったら合うかなぁなんてイメージですが、握りなんですね!

脂ののっている冬の時期に仕入れて血抜き、塩・酢で〆て30日~60日長期熟成させたもの。骨も全部取ってあるなんて!

ニシンを始め、仕入れはほとんど北海道から。ニシンは今季、食べられるのが最後になるタイミングなのだそうで。。。読者の皆様スミマセン(・.・;)

かわって、産地を変えれば年中味わえるというイワシにいきましょう~!

上にちょこんとゆず胡椒、これが合います。こちらも長期熟成モノ、30日以上寝かせると脂が乳化するイワシの習性を利用した「乳化イワシ」。とろっとろで少しクセのある感じ、お酒がススみそう~!乳化・・・水と油が混ざり合った状態

・ブリ棒鮨

「春ブリ」の熟成棒鮨。千枚漬けに包まれて、ゆず胡椒が添えられています。これ、すっごく美味しい!

「両親が新潟なんです。大阪から雷鳥に乗って向かう時、途中で”ますのすし”が乗ってくるんですよ。冬季限定で”ぶりのすし”というのがあって、それが大好きなんです。それを真似て、蕪漬けやなます、千枚漬けと一緒にお出ししたいと思いました。」

お聞きすると惜しみなく、色んなことを教えてくださる大将・小栗さん。もう少しだけお鮨をお願いします~♪

・アカガイ

こちらは大阪湾のアカガイ。梅干し、ぽん酢、昆布を合わせた梅ぽん酢が香ります。

鳥取の地海老で、甘エビ以上の甘さを持つといわれる「モサエビ」。たたくとさらに甘みが増すんですって。モサエビの卵の食感と塩味がアクセント。

さて、今回はここまで♪コースの全貌は、お店で直接ご体験ください(*´艸`*)

生まれは北摂、大学まで大阪にいて、社会人になるタイミングで上京したという小栗さん。すしの世界がお長いんだろうと思いきや、最近までサラリーマンだったというから驚き。

子育てのために海外に行くことを見越し、41歳で退職したものの、コロナで頓挫。海外ではすし店を開こうと、「東京すしアカデミー」を経て鮨店修業を積まれていました。

一旦渡航は断念して帰阪。2020年9月からオープン準備に入り、親族友人らを招いて試行錯誤の毎日だったそう。2022年に入って、ようやくオープンに至りました。

「西木」という文字、少し離れてよぉ~く見ると。。。「栗」!!小栗さんの1文字だったのですね!

小栗さん

「カウンター熟成鮨のお店、食べたことがないネタを楽しんでいただけると思います。築地ですし店を営む僕の先生に、大阪中央卸売市場の仲卸さんをご紹介いただいたご縁で、天満の魚屋さんの仕入れグループに入れていただきました。扱っているお魚は手当てが良く、”未利用魚”なども仕入れられるんです。」コース内容は日によって異なります

小栗さん

「熟成させるといっても、最初の手当が悪い魚だと旨味がのびない。魚の持っているエネルギーがないと、旨味に変わりません。信頼できるお店に出会えたのは本当にありがたいことでした。」

小栗さん

「どうやって旨味を出すか、合う調味料は何か、ずーっとそのことばっかり考えています(笑)。一度お越しいただいても、次来た時は違うものを食べられる。ここに来たらちょっと変わったものを食べられるよというお店になると良いですよね。」

小栗さん

「僕のスキルが追いついていないのもあって、完全貸切予約制でスタートしましたが、現在は感染症対策を取りつつ、皆さんにお入りいただくことも考えています。」

小栗さん

「お客さま同士、コミュニティが混ざり合う感じが好きなんです。スナックとか良いですよね(笑)。お鮨を共通の話題にして、お客さま同士が楽しく交わるお店になったら良いなと思っています。」

小栗さん

「長く寝かせればうまくなるかというとそうではありません。個体個体でピークを見極めて、ご予約に合わせて熟成させています。得体のしれない感じになっているかもしれませんが(笑)、ぜひ一度お試しください。」

現在は通常週末のみの営業、ゴールデンウィークは他曜日も予約可能です。予約はホームページから。ご新規様におトクなおためしコース(120分前菜2種類+鮨8貫5500円)もあります。現金利用不可ですので、ご注意下さい。

5月に仕様変更予定だそう

ワインはデキャンタージュで?!

タブレットにデキャンタージュ、ウロコ取りの工具。便利なもの、新しいものを取り入れることに抵抗がないのは、「無駄を省くことでお客さまに時間をかけられるから」。

根底に伝統へのリスペクトがありながらも常識に囚われない、これぞ”令和すし”といえるでしょうか。お酒は池田・今仲酒店さん、庄内・和田酒店さんから

ニシンが終わって、これからはイワシや春ブリがおすすめになります。

完成された王道の鮨を味わうというよりも、”美味しくなる実験”に混ぜていただいているような感覚。「得体のしれないもの」、皆さんもぜひ味わってみてください♪

その他、最新情報はお店のInstagramをチェックしてくださいね。

ご馳走様でした~!!

店舗データ(2022年4月24日時点での情報です)
お店の名前鮨 西木
住所曽根西町3-5-33
営業時間18:00~(予約に応じて)
定休日現在は週末のみの営業
喫煙全席禁煙
参考サイトホームページ

 

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