ちょっと前になるんですけど、読者さんからこんな疑問が寄せられていました。
新千里東町のLCビルと阪急ビルの間の陸橋を渡ったところにある東町公園の運動場の北側に、得体のしれないベンチのようなものが設置されました。
そばには他にもベンチになるものはあるのに、わざわざ高い費用をかけて設置した理由がわかりません。日よけにも雨よけにもならない屋根のようなものもついています。
税金の無駄遣いではないでしょうか?
BY 豊ババさん
「得体の知れないベンチ」に「日よけにも雨よけにもならない屋根」かぁ。
まずは現地に行って、どんなんか確認してみましょうかね。
やってきたのは、おなじみ新千里東町にある「ライフサイエンスセンタービル」・・・
地図では、この辺。
でも「日よけにも雨によけにもならない屋根」は・・・
けっこう新しいっぽいので、設置されたのはここ数年なんでしょうね。
うーん、これ・・・前にもどこかで見たような・・・
だだっぴろーい公園を歩いている時に、ポツンとあるのを・・・
あっ、思い出したかも!
2014年の秋に千里中央公園を珍道中した時に見かけたような・・・。
千里中央公園は、ここからめっちゃ近いところにあるので、そちらでも探してみることに・・・。
これ、記憶にないだけで、他の公園にも設置されてたりするんやろうなぁ。
「得体の知れないベンチ」は発見できんかったけど、この屋根みたいなものの役割は調べておかないと!
市役所に行ってみたら「大門公園の北側にある公園みどり推進課で聞いてみてください」とのことだったので
地図ではこちらです。
「TNN見たことあります」という、優しい職員さんに教えてもらいましたよ。
職員さん
「これは休憩所がありますよ、という目印なんです」
―あー、でもそれなら普通に屋根の方がいいような気がしますが
職員さん
「完全に雨や日差しを防ぐ屋根だと、そこに人が住みついてしまう可能性がありまして」
―おー、そうか・・・
担当者さん
「市民さんからのご要望があれば、葦簀(よしず)を上に張って日よけにすることもできるので」
うーん、なるほど。
つまり
0、休憩所をつくろう
1、本当は屋根をつけたいけれど、それだと人が住んでしまう可能性がある
2、ただ雨はしゃーないとしても日よけは必要な時期があるから
3、その際に日よけに変化できるものがあれば良い
4、休憩所の目印にもなるし(イスだけポツンだとわかりにくい)
ってことか。
職員さんによると、この可変型屋根は市内の公園などに設置されているそうです。
豊ババさん、ベンチは発見できませんでしたが、屋根はそういうことでした。
ご依頼ありがとうございました。
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