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TNN豊中報道。2

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  • 螢池東町に調剤薬局と本屋がドッキングした「ページ薬局」がオープンしてる/小説から絵本まで!なんでこうなったのか常務に話を聞いてみた

    アバター画像ぐり子@TNN 2020年06月07日

    螢池東町に「ページ薬局」という調剤薬局がオープンしていました。

    地図ではこちら

    蛍池駅すぐ近く、阪急やモノレールの線路沿いにあります。

    以前、徳ちゃん@TNNが「調剤薬局で本も買える」お店ができるみたいって紹介してたけど※5月撮影

    ”ページ”薬局って、もしかして本の”ページ”の事なんじゃないの!?

    真相を確かめに店内へ!

    一見、普通の調剤薬局のように見えますが

    お店の右側がズラーっと本棚!!

    薬局という事で、健康本ばっかり置いているのかと思えば

    小説から

    絵本まで!

    いろんなジャンルの本が揃ってる。まさに本屋!!

    こちらのスペースは、調剤薬局の待合だけでなく、本を楽しむ空間にもなるんですねー。

    これは興味深い!常務の瀨迫(せさこ)さんに詳しくお話を聞くことに。

    ー薬局と本屋って、畑違いな気がするんですけど。どうしてドッキングさせたんですか?

    瀨迫常務

    「私は薬剤師なんですけど、本に関わる仕事がしたいと思ったのがキッカケなんです」※お若いのに敏腕さを感じさせる常務取締役の瀨迫さんです!

    ー薬剤師なのに?昔から本が好きだったとかですか?

    瀨迫常務

    「いえ、1年前に1ヵ月100冊本を読むチャレンジをして、本を通じて色々な方とコミュニケーションをとるようになりました。本で”人と人が繋がれる魅力”を、その体験を通じて感じたんです」※なるほど~、本が人と人との橋渡しになるのねー!ちなみにお箸も売ってます!

    ー1ヵ月で100冊ですか!?仕事もあるのに、なぜそんなハードなことに挑戦したんですか?

    瀨迫常務

    「薬剤師やキャリアコンサルタントという職業をしている中で、”本当にやりたいこと”を模索していたんだと思います。100冊読破した時、本を通じてコミュニケーションを創り出したい!と思ったんです」

    ーえー!じゃあいっそ「本屋」を経営する方が手っ取り早かったのでは?

    瀨迫常務

    「それも考えましたが、ネットで本を購入できたり、電子書籍が流通する中で、書店経営の困難さを痛感したんです。業界外の素人が安易に手を出すものではないと感じた時、自分の得意分野と掛け合わせたらどうだろうかと考えたんです」

    ーなるほど!それが「薬局×書店」という形になったのですね!

    瀨迫常務

    「そうです。薬局に本を置くことで、偶然の出会いを提供できると考えました」※本を買うついでに、サプリやのど飴との出会いもあったりして(笑)

    ー本と偶然の出会いですか?

    瀨迫常務

    「ええ。本屋に行くと、本の帯やPOPに目を奪われて思わず買ってしまったという経験はありませんか?」

    ーあります!いつもは読まないジャンルの本を思わず買ってしまったり・・・。

    瀨迫常務

    「そう!思いもしなかった出会いは、今まで構築した知識や価値観の棚卸にもなる。本を手に取った人たちが、新しい世界観を持つ喜びを知ってほしいと思ったんです」※確かに、本の帯を見ると気になる本がたくさん!

    ーしかし、薬局×書店とはいえ、素人が書店をオープンするのって、本選びから経営戦略まで、何かと大変じゃないですか?

    瀨迫常務

    「そこで、ご協力くださったのが本の企画やプロデュースをするツクヨミプランニングの野坂さんなんです。彼がいなければ、こんなにトントン拍子にオープンできませんでした」※瀨迫常務(左)と、ツクヨミプランニングの代表、野坂さん(右)

    ーじゃあ、お二人で書店に置く本を選ばれたんですね?

    野坂さん

    「瀨迫さんからテーマをもらって、私が本を紹介して選んでもらいました。4000~5000冊近く紹介した中から、厳選されたものが並んでいるんですよ!」※優しい表情の野坂さん、4000冊~5000冊も本の引き出しがあるとは!!さすが!

    ーこれは、お薬をいただきに来たついでに本を買う人が増えるかもしれませんね!

    瀨迫常務

    「お薬だけじゃなく、気軽に健康相談にもいらしてくださいね!もちろん、本だけ買いに来ていただくのも大歓迎です!」※健康相談などは笑顔が爽やかで話しやすい、管理薬剤師の尼子さんがご対応されるそうです!

    瀨迫常務が本から影響を受けたように、人生を変えるような1ページと出会ってほしいという想いを込めて「ページ薬局」と名付けたそうです。素敵ですね!

    調剤薬局と本屋がドッキングした「ページ薬局」、興味のある方は行ってみられてはいかがでしょうか。

    店舗データ(2020年 6月7日時点での情報です)
    お店の名前ページ薬局
    住所螢池東町2-3-6 シャンティー今谷101
    営業時間月火木金 9:30-18:30

    土 9:30-12:30

    定休日毎週水曜・日曜・祝日
    参考サイトホームページ

     

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