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TNN豊中報道。2

JPM

稲荷山公園内工事ヤードで開催された「下水道工事現場見学会」に参加してきたらめっちゃ勉強になった

アバター画像ヤマグチ@TNN 2024年12月09日

続いて②建設機械の見学へ向かいます。外には先ほど見たセグメント(コンクリートの壁)の実寸サイズがありましたよ。

この大きさの穴が神社の下を通って豊中高校まで、1日10メートルも掘り進められていくんですって。すごいなぁ~。※もし通りかかった時にはその大きさを実感してみてください♪

外には2つの重機がこの見学会の為に用意されていました。こちらのでっかーいクレーンは「ラフタークレーン」というものだそうで※これらの重機はもう少し工事が進んだ後に使うんだって

25tまで吊り上げれるそうですが、近ければ近いほど重たい物を持ち上げることができる特徴があるんだって。

そしてもう一つは、見たことのある人も多いであろう「高所作業車」です。名前の通り高い所の作業を助けてくれる機械ですよね。

今回は特別に参加者も乗ることができました♪

実際は15メートルほど伸ばせるそうですが、今回は屋根より少し低いぐらいまででストップ。大人も子どもも大はしゃぎでしたが「怖い~」なんて声も聞こえてきましたよ。

私も乗せてもらいましたよ。職員さんに安全帯をつけてもらいまして…

レッツライド!意外と揺れない…と思いきや、8メートル付近から風の影響を受けて揺れるように。稲荷山神社の美しい光景を見ることができました。※強風の日は作業は中止するようです

最後は地上に降りまして、最後は株式会社タックのみなさんによる③加泥材の実験の見学です。

シールドカッターで土を掘り進めて行くという話は初めに出てきましたよね。土にも色々な種類や特徴があるらしく、硬すぎるとカッター回らないし、柔らかすぎると崩れてしまうそうで

それら様々な土を掘りやすい状態にする薬剤(掘削添加材)を使うんだって。

実際に目の前で、粘土に高分子系の掘削添加材を加える実験をしてくださったんですが

少し混ぜただけであっという間に柔らかくなっていました。

実際に触ることもできましたよ。見たことないものなので、みなさん興味津々。※「ふわふわだ~!」

実際は地上のプラントから配管で地下まで薬剤を送り、マシンの抵抗などを数字化しながら濃度や注入率を変え、土を全て同じ状態に持って行くそう。めちゃくちゃテクノロジーを感じましたよ。

そうやって掘り出された土は「バッテリーロコ」という電車みたいなものを使って運び出され、地上に戻ってきて

一時的にストックするこちらの「土砂ピット」に貯め、処理場まで運ぶそうです。※水分がべちゃべちゃだとユンボ(バックホウ)で運べないので、また運べるように固くしておく必要があるそうです

希望者はユンボの中で記念写真を撮り、見学が終了しました。

 

最後に質疑応答タイムがあり、アンケートを書いて

お土産をいただいて2時間半の見学会は終了しました。※お土産としてマンホールのシールやノート、災害用備蓄水や災害時持ち運び袋などがいただけました

日夜当たり前のように使っているインフラが、こんなふうに沢山の人や機械、技術に支えられているんだとすごく勉強になりました。

大きな震災は起きないに越したことはないですが、日々の工事でいざという時に守ってもらえてると思うと、少し安心できましたよ。

水道局や工事関係者の方、準備が本当に大変だったと思います。お疲れ様でした!貴重な機会をいただき、ありがとうございました!

そして声をかけてくださった読者のみなさんも、ありがとうございました!

 

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