ちょっと前になるんですけど、2016年1月に「服部緑地公園にある「うづわ池」の水が抜かれて池の底があらわになってる」って記事、ありましたでしょ?
あれを池のそばで撮影してしてる時に
「豊中報道の人ちゃうん!??」
って、声掛けられたんですよ。
で、どこかで見たことある人やなぁーって思ってたら
「法雲寺っていうお寺で住職やってます」っておっしゃっるので、記憶を張り巡らしていると・・・
あーわかった!
2015年4月に放送された関西テレビ『よーいドン!』で映ってた、オヤジギャグ連発しながらギター弾いてた住職さんや(汗)!
その放送で「お寺なのにいろんなイベントやってる」ってチラッと紹介されていたので
「これはチャーンス!」
と思い「今度イベントやる時に取材いかせてください」ってお願いしとったんです。
そしたら「3月20日にやるから取材に来てー」ってご連絡をいただきまして、やってきちゃったのがこちらの法雲寺です。
地図ではこちら、本町3丁目の住宅街の中にあります。
シーンンンンン・・・。
と、耳を澄ましていたら、上の方から「バンバンバン」って音がする。
ナニやってんの、これ!
バスケットのゴール・・・
ちょうど到着したら、住職さんが参加者に大会の説明をしてて
「ここはお寺ですから、感謝の気持ちを込めて“ありがとう”といいましょう」
いやーお寺でバスケ大会とは、なかなかぶっとんでますね(汗)。
とか思ってるうちに、トーナメントがスタート。
この日は13時から15時までが小学校・中学校の部。
15時からが一般の部のトーナメントだったそうです。
ではでは、辻本(つじもと)住職にお話をお伺いしてみま・・・
あ、あのー・・・
辻本住職
「あーごめん、ごめん、今のカット!」
※使っちゃった(汗)
―なぜお寺でスポーツ大会を??
辻本住職
「おやじが40年前に借家を潰してスポーツできる場所にしてもうたんです」
―どれぐらいやってはる大会なんですか?
辻本住職
「バスケ大会はもう20年弱やってると思いますよ」
―住職がバスケ好きとか?
辻本住職
「いやーもう最初は大キライでね、スラムダンクが流行ってる時、毎日ここでバスケやる人がわんさか来てイヤやったんですよ(笑)」
―うわー私も想像できちゃう世代です(笑)
辻本住職
「でも見てるうちに自分もバスケがやりたくなってね、38歳からバスケ始めたんよ(笑)」
この日は小・中学校の部が9チーム、一般の部は15チームも参加されたそうです。
バスケ大会に限らず、お寺らしい写経会や法話会といったイベントを始め、英会話教室、音楽ライブと、それはそれはお寺とは思えん、いろーんなイベントを開催している法雲寺。
辻本住職曰く「お寺って昔は日常的に人が集まる場所を提供する役割を担っていたので、それを現代に復活させているんですわ」とのこと。
お寺の役割・・・そうかなるほど、寺子屋ってそういうことやもんなぁ。
最後に会場にいらっしゃった先代住職(辻本住職のお父さん)のお言葉をお伝えしたいと思います。
―借家を潰してスポーツできる場所を作ったってお伺いしましたが
先代住職
「住まわれていた方々には申し訳なかったですけど、みなさんに納得していただきました」
―でも変な話、収入が減っちゃいますよね?
先代住職
「損得ではない世界ですよ、地域の子供たちの笑顔が集まる場所にしたかったんです」
バスケ以外のイベントも、参加された地域のみなさんに笑顔が生まれるものばかりですよね。
「お寺の役割」なんて今まで考えたことなかったんですけど、とっても勉強になった今回の取材になりました。
辻本住職、先代の住職、大会に参加された皆さん、ありがとうございました。
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◆参考サイト
・法雲寺&法雲寺スポーツ公園ニュース
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