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こんな美味しいうどんが豊中で作られているの!?本場さぬき仕込み「あすなろ麺」が製造されている社会福祉法人愛和会に潜入してみた/障がい者就労支援の枠組みを超え「モンドセレクション」金賞受賞だけじゃない!地域貢献にも積極的に取り組んでいるんだって

アバター画像ぐり子@TNN 2026年06月29日

みなさんこんにちは、ぐり子@TNNです。

突然ですが、本場さぬき仕込み 「あすなろ麺」という、うどんをご存知でしょうか?

「モンドセレクション」で4回連続金賞を受賞&殿堂入り。豊中市のふるさと納税返礼品として、全国から買い求めるファンがいるほど美味しいうどんなんだとか!

しかも、そのうどんが豊中にある社会福祉法人で作られているって・・・マジか!!

今回はその「あすなろ麺」を製造している社会福祉法人愛和会に潜入してみようと思います。

地図ではこちら

先日グランドオープンしたばかりの「SPA&SAUNA 水春」のすぐそば

交差点「服部緑地前」から南に進んだところにあります。

失礼ながら、この建物は「老人ホーム」程度の認識しか無かったのですが

まさかこのデッカイ要塞(ようさい)で、うどんを作っているなんて想像もしていませんでしたよ(汗)

今回、TNN初潜入ということで、じっくりうどんの話を聞いてみようと思います!

お邪魔しま~す。

あ!これは「あすなろ麺」のモンドセレクション受賞メダルですね。いや~スゴイ!!

しかし「ホンマにここでうどん作ってるの?」って、まだ疑っている私に製麺現場を見せてくださいましたよ。

わー!ホンマに製麺所や(驚)

しかも、これは業務用の製麺機じゃないの(汗)

製麺作業が終わって、乾麺にするために麺を整えている段階みたい。

麺を整えた後は「乾燥室」で半生麺になるまで乾かして

真空パックして※こちらは利用者さん・職員の給食用にパッケージした物

箱詰めまで、一貫してこちらで作業しているんですって。※1箱1箱手作業でパッケージしているのがスゴイ!

製麺からパッケージまでの工程を、こちらの施設で「生活介護」を利用されているみなさんが作業されているそうです。※みなさん明るくお仕事されていて和やかな雰囲気でした。

ーー粉の配合も、巨大な製麺機にかけるのも、けっこう高度な要求だと思うのですが、利用者さんが全て手作業でやっているんですか?

職員 安田さん

「そうなんです。利用者さんが落ち着いて作業できるよう、1工程ずつ分断した特注の製麺機を使用しているんです」※ミキシング・圧延(麺帯づくり)・カット(麺線切断)を作業ごとに分けた特別な機械なんだって

職員 濱里さん

「小麦粉と食塩の配合も、塩分濃度をしっかりと計算して利用者さんが配合しているんですよ」※「塩分濃度12%(減塩)」という決まりを守って配合しているんですって

ーー1日にどれぐらい、うどんを作られるんですか?

職員 濱里さん

「落ち着いている時期でも15Kg、お中元お歳暮時期の繁忙期には20Kg~25Kg作っていますよ」

この製麺は本気の領域ですね。ちょっと利用者さんにインタビューしてみましょうか

ーー製麺作業って重労働だし、毎日たくさん作っていると大変だと感じませんか?

片寄知佳さん

「大変です。しんどいと思う時もあるけど、自分が作った麺を美味しかったと言ってもらえるのが嬉しくて頑張れます」※利用者の片寄知佳さん

職員 濱里さん

「大変な作業ですが、達成できた時の喜びが自信につながっている事が職員にも伝わってきて、やりがいを感じます。利用者さんが前向きに取り組めるよう職員もしっかりとサポートしていきたいです」※職員の濱里さん(left)製麺班のサポート役として毎日現場に入られているそうです。

多機能型事業所(生活介護)での製麺作業は全国的にも珍しいそうで、その背景が気になっちゃうので深掘りしていきましょうか!!

ーーそもそも生活介護の作業に製麺を取り入れられたキッカケは?

職員 安田さん

「2003年に社会福祉法人愛和会の障がい者部署が立ち上げられ、それと同時に製麺作業が始まりました」

ーーえ!?ちょっと待って、製麺作業歴20年以上ってことですか(驚)

職員 安田さん

「そうですね。やるからには本場仕込みで!ってことで立ち上げ当時、讃岐まで修行に行って直接ノウハウを得たと聞いています」※職員 安田さんです。

職員 安田さん

「うどんへのこだわりが原材料にも表れていて、鳴門の塩と大山の天然水を使って無添加で仕上げているんですよ」

職員 安田さん

「製品、製法にこだわった結果、モンドセレクションを3年連続受賞」

職員 安田さん

「さらに国際優秀品質賞を受賞し、ベルギーの授賞式にも参加させていただいたんです」社会福祉法人愛和会 ホームページより引用

職員 濱里さん

「利用者さんがベルギーの授賞式に出席された際、利用者の保護者から喜びの声があがり、職員も『やって良かった!』とチーム一丸となって感動したそうです。これからも最高の品質を維持し継続していきたいと思ったんです」※左から 安田さん、濱里さん、髙宮さん

ーーだから製麺の際の分量に厳格な基準を設けられているんですね。利用者さん達のプロ意識が垣間見えましたもの。

職員 濱里さん

「量を少しでも間違えると、モンドセレクション受賞の工程外になるため利用者さん達もこだわりを持って取り組んでくださっています。大変な作業なのにプライドを持って製麺班への配属を希望してくださるので、やりがいを感じてもらえているのが嬉しいです」

ーーでは、今後の展望をお聞かせいただけますか?

職員 濱里さん

「ふるさと納税の返礼品にもなっているのですが、それをキッカケに全国のお客様から『このうどんじゃないとダメだ』と、わざわざ注文してくださる方も増えました。地域を超えて多くの人に”あすなろ麺”を知って、実際に食べていただけると嬉しいです」

ーー「あすなろ麺」めっちゃ興味あります。食べてみたいわ~

職員 髙宮さん

「食べていかれますか?月に2回しか製造販売していない『生うどん』もあるので、是非楽しんでいってください」※職員の髙宮さんです。

ーーえ!?「あすなろ麺」の生うどんがあるんですか!?それはめっちゃ興味ありますねぇ

職員 髙宮さん

「生うどんは不定期販売でホームページから購入いただくか、毎月第2水曜日に開催される豊中市立生活情報センター「くらしかん」の地産地消イベントで販売されています。乾麺のあすなろ麺とはまた違ったのど越しを楽しんでいただけると思います」

という事で、調理室までやってきましたよ。

アムパチーノ
 

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