• アムパチーノ

TNN豊中報道。2

JPM

庄内南・千成小学校でよしもと芸人による漫才の授業があるみたいだから行ってみた/生徒たちが漫才を実演する授業はオカン目線で自分の子どもに受けさせたいと思う内容だった

アバター画像ぐり子@TNN 2025年06月07日

みなさんこんにちは、ぐり子@TNNです。

じつは、豊中のある小学校で漫才の授業をやっているという情報が入ってきたんですよ。※漫才ワークショップの様子

しかも!よしもと芸人が先生となり、生徒に漫才を教えているそうで(驚)

我が家にもバリバリ反抗期中の小学生がおりますが、そんな話聞いた事無いですよ(涙)※学校の出来事なんて教えてくれないお年頃なので、私が知らなかっただけでしょうか

真相を確かめに漫才授業を開催している、豊中市立庄内南小学校にやってきました。

地図ではこちら

大黒町公園のすぐそばにあります。

「漫才ワークショップ」の発案者にご対応いただけるそうで、さっそく教室に入ってみましょう。

お話を伺うのは庄内南小学校の教頭先生です。え!?お若いっ!!

ーーよしもと芸人による漫才の授業をやっていると聞きました。なぜそんな楽しそうな事を始めたのか教えてもらえますか?

教頭先生

「2026年4月、豊中市で2校目となる施設一体型小中一貫の義務教育学校『庄内よつば学園』開校にあたり、生活・総合学習と独自カリキュラムの取り組みを試行しているところなんです」※来年開校予定の「庄内よつば学園」完成予想図(豊中市ホームページより引用)

ーーという事は「漫才ワークショップ」は庄内南・庄内西・千成小学校限定の授業なんですね

教頭先生

「そうですね、現時点では庄内よつば学園開校に向けた独自カリキュラムとしてやっています」

教頭先生

「来年度から始まる9年制の義務教育学校の中で、人とのつながりを大切に、自ら学び未来をつくる教育をスローガンとして独自カリキュラムを実施していくのですが、そのプログラムの1つに「対話・表現」があるんですね。その活動に漫才を取り入れることになったんですよ」※豊中市立庄内よつば学園の工事写真/2024年3月撮影

ーー「対話・表現」の授業に漫才を取り入れる、しかも、よしもと芸人を招致するって、まぁまぁブッ飛んでますね(笑)

教頭先生

「じつは、豊中ご出身で高校の同級生のミサイルマン西代さんに直接交渉したんですよ」※教頭先生からの要望に快く承諾された西代さん!お二人の行動力がすごい!!

教頭先生

「漫才って対話力と、傾聴力と、間合いと、相方を思いやる気持ちがギュッと詰まった素晴らしい技術だと思うんですよ。実際に授業でやってみることで、言葉の大切さを生徒たちが学んでくれたら嬉しいなと思ってスタートしました」※漫才ワークショップは既に数回開催されているそうです

漫才の授業なんてブッ飛んだ面白い事をしてると思いきや、そこには教頭先生の生徒に対する深い愛情と希望が感じられましたよ。

教頭先生

「今から、ちょうど漫才ワークショップが始まるので見て行かれますか?」※もちろんです~♪

えー!めっちゃ嬉しい。生でミサイルマンの西代さん見られるなんて最高~♪

・・・と思ってたら「女と男」も来てはるやないですか!!(更に嬉しい)※関西テレビ「よ~いドン!」のヘビー視聴者である私の喜びようったら・・・

待ち受ける生徒たちも、生の芸人さんに会えてテンションが上がってます!※今回の漫才ワークショップは庄内南小・千成小の4年生を対象に行われました。

芸人さんってのは、ほんまにスゴイですよね。自己紹介から既にオモロイ(笑)

そして、まずは芸人の漫才を見てもらいたいということで

「女と男」のプロ漫才を見せていただくことに!

マジで

客席を巻き込んだ笑いとは

この事やなぁ。

生徒たちがドッと笑って

最初は緊張感に包まれてた場の空気が、なごんでいく様子がすごく感じられて

いつまで笑かしてくれるねーん!って腹が痛くなるほどオモロかった~。

私、てっきり「芸人さんの漫才ってこんな感じ♪」と鑑賞するだけの授業やと思ってたんですけど

なんと!生徒たちもコンビ名を決めて実際に漫才を実演するんだとか(驚)※2人組~5人組のコンビが24組!みんな張り切ってましたよ!

「漫才を自分たちで作る」なんて、とても難しい事ですけど

上手くいっても、いかなくても、どちらも学びになって、どちらも正解。それが漫才なんですって♪

教頭先生の「行くぞぉー!」と言う掛け声に、「オォォォー!!」と応戦する生徒たちの元気な声!

現場の空気と生徒たちの熱量・・・鳥肌モノでした。(オカン目線でウォッチング中のわたくし、既に涙目でございます)

ここから各コンビに分かれて、ネタ合わせ。

みんな真剣そのもの。

芸人さんが先生となってアドバイスに入ったり

体を使って表現する技を指導していたり

生徒だけでなく、芸人さんも本気やな。漫才に年齢なんか関係ないって思い知らされましたよ。

ネタ合わせの練習時間は、子どもにとっては長い時間に感じるはずなのですが

「子どもの集中力って、こんなにあるものか」と驚くほど一生懸命練習していて

そして何より、嫌そうな顔している子がひとりもおらず

みんな楽しそうながらも熱い闘志みたいなものを感じられたのが印象的でした。

ちょっとだけ芸人さんにインタビューさせてもらいましょうか。

ーー西代さん、子どもたち一生懸命練習してますけど、漫才ワークショップやってみてどうですか?

ミサイルマン西代さん

「子ども達が進んで質問してきてくれたり、真剣にネタを完成させようとする姿に僕らもエネルギーもらってるんですよ」

ミサイルマン西代さん

「受動的じゃなく能動的に学ぶ「アクティブラーニング」を文科省も推奨してますからね、このモデルケースを豊中の全小学校にも普及できたらエエよね!」※私「えらい賢い事知ってはるやないですか」⇒西代さん「国会中継観るの趣味やねん」(爆)

ーー市川さんの真剣な顔、初めて見ましたわ(笑)ねぇ、小公造さん!

女と男 市川さん

「これ絶対に言わないでくださいよ」※生の井上小公造さんをやっていただきました!感激!!

ーーワダちゃん、小学校の先生みたいですよ!生徒に大人気じゃないですか。

女と男 ワダちゃん

「子どもたちからヤル気スイッチ押してもらってる感じで、めっちゃ楽しいです!勉強苦手やから先生にはなれないけど、鬼ごっこ要員としてこれからも参加したいですー!」※休憩時間も子どもたちと本気の鬼ごっこを楽しんでいたワダちゃん!

さて、ネタ合わせが終わった後は、いよいよ発表です。※本番さながらのスタンドマイクで発表するんですって。

豊中ベンチャー
アムパチーノ
 

一覧を見る

TNNメンバー 自己紹介


 

イベントスケジュール

カテゴリー