読者の皆さま、おはこんばんちは～！

宝塚歌劇と豊中グルメをこよなく愛するちや＠TNNでございます～！

今回お邪魔しますのはコチラ！「京料理 木村」さんです～！

地図ではコチラ！駐車場は近くのコインパーキングへ（有料）。

阪急豊中駅近く、「千年の宴」さんなどが入っているチェリオビル近くをキュッと路地へ入ったところに有ります。

店内はこんな感じ！カッコ良い～♪

ひのきのカウンターはこだわりの設え。

ベビーカーや小さなお子様もOK！奥には片側がソファになったテーブル席も。

お昼は２種類！1500円の御膳と、2500円のミニコース。夜の価格も、外観から受けるイメージよりずっとお値打ちな印象です。価格表記は税別です

では早速、2500円のミニコースをお願いします～！

・いろいろお野菜と朝引き地鶏（ハート）のタレ焼き

うわぁ～キレイ！ほんのりついたお出汁の風味が優しく、

しんなりしているようで、しゃくしゃくとした食感が残っているのが良いですねぇ～♪

地鶏、タレが好みです～！

お次は、お椀。

ふた、オープン！

・お椀　車海老

下にかくれているのは車海老のしんじょう。これが絶品！

さぁ、お造りです。

宮城産の鰹の漬け、

長崎のサゴシ。皮面を炙り、塩をふってあります。

本まぐろのトロ、の３種。

ありがとうございます（泣）！！

お次は、焼き物でしょうか？

「キンキの味噌幽庵焼き」と。。。手前は？

「肉じゃがマカロン」ですって！おもしろい！！

コースも終盤。炊きたてのご飯とお味噌汁、豆皿におばんざいが出てきました。

強火で一気に炊き上げた京都のお米。お新香いらず、甘くて美味しい～！

「天然鮎の南蛮漬け」と、

またまたおもしろい、「フォアグラ出汁巻き」。

やさしいお出汁がしみる。。。

・桃のコンポート

塩をまぶしたスダチで味変。

最後のひと工夫までが、デザートですね♪

ご主人・木村勇介さんにお話をうかがいます。

木村さん

「小さい頃からレゴブロックで何かを創るのが大好きだったんです。自然と自分の店を持ちたいという夢に変わり、24歳で脱サラ、お出汁のひきかたすら知らない状態で料理修行をスタートさせました。」

最初は知人の紹介で豊中のお店に１年半。日本料理を極めんと「高校球児が甲子園を目指すように」その後、京都へ。

住み込みで修行しながら京都中を食べ歩いていたある日。”衝撃を受けた”１店に出会います。

木村さん

「自分がそのお店を超えるにはどうしたら良いか？そのお店のご主人の修行先で、その方より濃厚な時間を過ごせば、上に行けるんじゃないかと思ったんです。」

その修行先。それは、木村さんが最も長く在籍することになった「京料理 修伯（しゅうはく）」さんでした。

「京料理 修伯」さんといえば、「ミシュランガイド2019」では１つ星を獲得。フレンチの技法を取り入れた日本料理で、常に食通の舌をうならせ続けている一流店です。

木村さん

「料理感がガラッと変わりましたね。自分の頭で考えていたことが合っていたな、と嬉しくなることもありました。」

木村さんは「修伯」のご主人・吉田修久さんも名を連ねている「日本料理アカデミー」内のプロジェクト、”京都大学等とタッグを組んで日本料理を学術的に捉え、さらなる高みを目指す研究会”などにも、積極的に参加されていたそう。

木村さん

「カンと経験だけに頼りすぎると、自分の体調によって味が左右されることにもなりかねません。昆布の旨味成分グルタミン酸はタンパク質なので、60度以上になると固まってしまいますから58度で１時間煮出し、かつおはエグみが出ないように83度で。例えばそんなことも、一流店では当たり前になってきているようです。」

ほうほう。。なるほど。。。と、相槌を打ちながらも、何も考えずに美味しく楽しんでいるワタクシ。食べる方はそれでもヨシ！ですよね♪

素晴らしい経歴をお持ちの木村さん。豊中にお店をオープンされたのはもしや。。。？

木村さん

「生まれも育ちも豊中、５中出身です。京都へわざわざ食事しに行く方は多いでしょうが、豊中にもそんなお店をつくりたい。”お昼に子供を安心して連れていけるお店”、”年老いた両親に食べさせてあげたいお店”、”ようわからんけどあそこやったら美味しい”。そんなお店を目指してまずは豊中市民の方々に、と思っています。」

「子供を安心して連れて行ける」というお言葉通り、小さなお子様用の「お子様セット」も用意されています。

それがコチラ！

・小さなお子様セット　300円さらにデザートがつきます

カワイイ～♡植木にみたてたお料理は「鶏そぼろごはん」！

お水をやるように、餡をかけて。これはお子様、絶対楽しいっ（鼻息）！

実はかなり細かく切ったお野菜が入っていて、お子様にはバレずにお野菜を食べさせられるという安心感も。

木村さん

「日常的に慣れ親しんだお店で日本料理に自然と触れていく。それが堅苦しい食育よりも、子供たちにはよほど身につきやすいのではないかと考えているんです。」

夜のコースは「修伯」さんのスタイルがベース。もう一つのお昼メニュー、1500円の御膳はこんな感じで、

ワタクシがミニコースでいただいたお料理のいくつか。

「肉じゃがマカロン」や、

「フォアグラ出汁巻き」も味わえます。

デザイン・設計を担当された「中谷設計事務所」の中谷さん曰く「店内は京都のイメージを残しつつ、豊中に合う上品さ」。白い装いの木村さんが立って、デザインが完成されるそう。

お一人で営業されていますので、お料理をお待たせする場合があります。お席があれば飛び込みOKですが、外からは空席があるように見えても、お料理の状況でお断りされる場合もありますので、なるべくご予約をオススメします（電話番号：06-6842-7906）。スタッフ募集中だそうです

お店は7月11日にグランドオープンされたばかり。是非行ってみて下さいね。

yk641223さん、通りすがりの豊中市民さん、素敵な情報をありがとうございました！ご馳走様でした～！！

※京料理木村様より

営業のお電話は一切お断りしておりますので、ご了承くださいませ

店舗データ（2019年7月19日時点での情報です）
お店の名前	京料理 木村
住所	本町1-13-17
営業時間	（昼）12:00-14:00（夜）18:00-入店LAST19:30
定休日	毎週水曜日
喫煙	全席禁煙

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