近くにあるのに入ったことのないお店やアヤシイ場所・・・そんなご近所にあるジャングルをTNNがご案内するストアツアーズ。

きも＠TNNです。

徳ちゃん@TNNから「きもが好きそうなバッグ屋さんが上新田にできたっぽいんやけど、お店なんかなぁ・・・、ようわからんくて」という、頼りない情報を聞かされ続けて早半年（そんなに経つんかいっ！）。

「今こそ謎を解明するんやー」（汗）と言われ、出かけてみました。

こちらがその「Yuki 工房」さんです。

吹田市との境付近にありまして、地図ではこちらです。

中に入ると、あらっ？

お店っぽくない感じ。

笑顔で出迎えてくれた代表の浅香さんが 「ココは工房でして、お店ではないんですよ」と。

ええっー、でも・・・。

素敵なバッグたちが・・・

キレイに・・・

並んで・・・

いる・・・

ではありませんかーー（なぜかキレ気味）!!

浅香さん
「いとこの影響で3年ほど前から趣味でバッグ作りをはじめて、今も教室に通っている見習いの身なんです。

まだお店と言えるほどの品数が揃えられていないため、ココはあくまでも工房という位置づけでして」

※照れくさそうに「顔写真はちょっと・・・」とおっしゃるので、作業中の浅香さんをカシャッ

工房とはいえフラリと入ってOKで、 陳列されている商品の購入はもちろん、サイズや色を自分好みにアレンジできるセミオーダーも受け付けているんだって（セミオーダーは約3週間でできあがるそう）。

それでは、気になったバッグを見ていきます。

まずは、シンプル＆たくさん入って使いやすそうなバッグ（7500円／税込）。

持ち手部分をつまんだシルエットがキレイです。

こちらはおしゃれクリエイターに似合いそう（1万2000円／税込）！

裏地とポケットがしっかりあります。

少し小さめだと、エナメルを使ったこんなバッグが（7500円／税込）。

コレは食事などのお出かけに持ちたい（3万8000円／税込）！

両開きファスナーで裏地付き、革質もいいそうです。
そうそう、Yuki 工房さんのバッグはすべて本革で作られていて、工房にはいろんな革が置かれていましたよ。

工業用ミシンで縫う前に、革をこの機械にかけるそうなんですが。

ーあのぉ、何をするための機械？

浅香さん
「革を薄くする機械なんです。

このままだと分厚くて縫いづらいんですよ。

ーそうですよねぇ。

浅香さん
「それが、機械にかけると・・・

このようになります。

ほら、薄くなったでしょ」

 ※機械にかけた後

 ※機械にかける前

―ホントだぁ～、バッグを作るときって、こういう下処理をするんですね。

浅香さん
「細かい箇所は手作業ですきますが、広範囲だと時間がかかってしまいますからね 」

ところで、工房内には革製品の小物もありました。

キーホルダーはカラフルなもののほか・・・

こんな愛らしいタイプも♡

キーケース（右上）やカードホルダー（左上）はカッコイイ。

さり気なくオシャレな小銭入れは・・・

手にすっぽり収まり、取り出しやすそう。

名刺入れもセンスがいいなぁ。

清潔感があって好感度が上がりそう（上げたいんかいっ！）。

電車やバスの必需品も、色の組合せがイイですねぇ〜。

すごくセンスがいい浅香さんに、製作・販売するうえで心がけていることを聞いてみました。

浅香さん
「お客様の要望に応えてデザインはシンプルに。

そして、丈夫で長持ちするよう、ミシンをかけたあとに手縫いで補強するなど、手作りならではの丁寧な仕事を大事にしています。

バッグ作りは達成感がありますし、オンリーワンの商品を手にしたお客様から『こんなのほしかった』と言われると本当にうれしいですね」

本革バッグの多くは7500円とリーズナブル♪

浅香さんの真面目で謙虚な姿勢に好感を持ち、「将来的にはお店として軌道に乗せたい」という夢を応援したくなっちゃいました。

豊中に住んで約15年の浅香さん。

ガラス張りの窓から見えるグリーンが気に入り、今年4月、上新田のこの場所に工房を構えたそうですよ。

浅香さん、誠実なご対応をありがとうございました！