みなさんこんにちは、ヤマグチ＠TNNです。

先日読者さんからこんな情報をいただきました。

よく使う道なんですが、そんなのあったっけ？と思いながら現地にやってきました。

地図ではこのあたり。豊中駅と岡町駅の間、阪急宝塚線の高架沿いです。

どれどれ…あ、これか！

確かに点字ブロックといえば、写真手前の黄色いものをイメージしますが

こちらは白黒で、横断道路にありますね。

道路（高架）を挟んで向かいの横断歩道には

見当たりませんでした。

なんでココにだけあるんだろう？そもそも、これって点字ブロック？

豊中市都市基盤部に電話をして、担当のアンドウさんにお話を聞いてみました。※豊中市役所第二庁舎4階に課があります。

これは「エスコートゾーン」という名称の点字ブロックだそうで

視覚障がいを持つ人が、安全に車道を横断するための道標だそう。

通学や通勤で不自由されている人が多くいらっしゃるそうで、その方々の意見を受けて設置に至ったそうです。※道路の管理者は、池田土木事務所だそうです。

豊中市内には、他に蛍池西町に設置されているということで、そっちにも行ってみました。

蛍池南町3丁目交差点を北上し

阪神高速池田線の高架下、ハンバークレストラン「big boy（ビッグボーイ）」の近くです。

地図ではこの辺り

発見！

こちらの横断歩道は、信号機3つをまたぐ長い道。

したがって、エスコートゾーンも岡町の横断歩道と比べて、かなり長いですね。

この横断歩道には、音響式信号機が設置されていますが

ひっきりなしに通る車の音や、近隣にある空港の飛行機音が反射して、タイミングによっては聞こえづらく

エスコートゾーンがなければ、渡るのはとても怖いように思えます。

実際に上を歩いてみました。スニーカー越しにでも、しっかりと地面の凹凸が感じられます。

あると無いのでは、足裏の感覚はかなり違いますね。

まだ全国的には知名度の低い「エスコートゾーン」。豊中市としても、今後は増やしていきたいと考えているそうです。

すべての人に事故が起きない、安全な横断歩道になって欲しいですね。

アンドウさん、お忙しい中丁寧にご説明してくださり、ありがとうございました。

ねこさん、情報提供ありがとうございました。