先日読者さんから、こんな情報が寄せられました。

前に大衆演劇の天満屋さんがあったビルに「日本宿屋１６８（Hostel J Culture１６８）」というゲストハウスができてます。

BY よてさん

以前大衆演劇のあったビルって・・・

これ！？？

※2014年8月撮影／阪急庄内天満座はサンパティオに移転しています

なかなかド派手なビルに、ゲストハウスできたんですね（汗）。

さっそく現場に向かってみました。

地図ではこちら、庄内駅の近くです。

入口に近づいてみると・・・

情報通り、3階にできてるみたいですね。

階段を登って3階まであがると

ビルの雰囲気とは趣の異なる暖簾がかかってました。

「日本宿屋 一六八」って書いてあります。

オーナーさんに許可をいただき、中も撮影させていただきましたよ。

暖簾をくぐって正面は廊下。

左手にフロントがあります。

フロントの井関さんによると、プレオープン期間中で、内覧会とクイズラリーをやっているとのこと。

井関さん
「ぜひクイズラリーに参加していってください」

ってことなので、クイズに答えながら中を見て回らせてもらうことにしました。

最初にやってきたのは食堂です。

火を使うことはできないものの

お茶はテイクフリーで、お湯も調達することができます。

食堂を後にして、いよいよお部屋へ。

中はこんな感じ。

カーテンをめくると、ベッドが出現。

宿泊者ひとりにベッドひとつ、というドミトリールームになっています。
※女性専用ルームもありました

中には、デスクのある部屋も。

女性専用ルームも用意されていましたよ。

また客室以外にも「談話室」として

和室が用意されていました。

宿泊者同士で、楽しく会話できそうですね。

そうこうしてるうちに、クイズの答えが埋まり

用紙を提出するため、一番奥の部屋へ・・・。

あら、セミナールームみたいになってる！

ここは貸し部屋として、宿泊者以外もイベントなんかに使えちゃうそうです。

最後にオーナーの楊（よう）さんに、お話をお伺いしました。

ーこのゲストハウスを開設されたきっかけって？

楊さん
「もともと中国人をはじめ、外国人旅行者向けのガイドを養成し、北摂の良さをPRするツアーをしていたのですが、いつもネックになっていたのが宿泊先だったんです」

そこでゲストハウスの開設を決意されたそうなんですが、開設にあたって関西中のゲストハウスやドミトリーハウスと呼ばれる施設を宿泊者として利用されたんだそう。

これにはとても大きな気付きがあったそうで

楊さん
「旅行者だけが利用するのではなく、地域のみなさんにも活用してもらえる施設にすることで、宿泊者のみなさんにとって、日本を理解する助けになると気付いたんです」

※セミナールームに加えて和室も貸室として利用できるそう

楊さん
「近くには大きな商店街もありますし、もっと深く日本や日本人を理解したい！と願う旅行者の人に喜んでもらいたいです」

旅行者が「目的地」だけでなく「宿泊地やその周辺」でも文化交流ができるよう工夫して作られたゲストハウスだったんですね（もちろん日本人も宿泊できますよ）。

※「一六八」という名前は中国語の語呂合わせで「出発する／発展する」という意味があるんやって

グランドオープンは3月13日を予定されているそうです。

楊さん、井関さん、突然訪れたのにもかかわらず、楽しいお話に加えてクイズラリーにも参加させていただきありがとうございました！

よてさん、匿名希望さん、情報提供ありがとうございました！