豊中市民の皆様、おはこんばんちは～！！

宝塚歌劇と豊中グルメをこよなく愛するちや＠TNNでございます～！

旅に出がちですが、帰ってまいりました。

徳ちゃんキャップの記事の方が美味しそう！だなんて言わずに、またお付き合い下さいませ。

さて、久しぶりに豊中をぶらり。豊中高校近くを散策中です。

おっ！お店がありますね！

この看板、何てお読みするんでしょう？

ちょうど、営業中！直接お聞きしちゃえ！

というわけで、コチラの風情漂うお店にお邪魔しまーす！

こんばんはー！（しまった！お高そうだ！）

と思いましたが戸をくぐればくつろげそうな雰囲気。「写真？好きに撮っていいよ！」という大将にもすっかり緊張ほぐされ～。。。

わぁ、色んなお魚がいてますねぇ！

「これね、僕が釣ってきたんよ。」

エっ？

ま、まずは喉を潤して。。。（・生ビール　650円）

涼しくなってもビールは旨い！

そしてお通しを頂きます。（ウルメイワシの甘露煮）

えーっと、釣ってきたとおっしゃいますと？

「休みの日に仕入れに行くんです。そこの壁見てみて。」

魚拓でかー！！成人男性が両手で抱えるのがやっとのヒラメ・80センチオーバー！！

「このヒラメもお客さんとぜーんぶ食べたよ。休みの日に日本海で船乗るねん。」

「これも、釣ってきたんよ。」

アコウにヒラマサにメジロ。

釣りバカの兄から仕込まれた浅い知識でも、アコウ（キジハタ）が高級魚というくらいは知っていますよ！

「釣ってきた食材は僕の気分次第。”こんだけ食ってこの値段か！”ってお客さんに言わせたい。ヨソで仕入れるとなかなか出来ないけど、自分で釣ってきたものはそれが出来るでしょう？」

お店の奥の水槽で、元気に泳ぐ魚たち。「生きたまんま、運んでくる。小さい頃から釣りをしてきて、シメ方の知識も技術もあるからね。」

練りと茎、2種類のワサビを好みで。。。

いただきまーす！

「市場で買うと高い魚をみんなに食べてほしい。味を知ってほしい。クエなんかも出せたらいいんやけどね～！」

続いてヒラマサも。

メジロも。

あ！お店のお名前、「満留美（まるみ）」さんだったんですね！

「おじいちゃんの代からやから70年くらい。何で満留美か？忘れたなぁ～笑！」

お店外のホワイトボードに、釣ってこられたお魚等が書かれているので、これらをチェックするのがオススメです♪

「遊びで釣った魚をお店で出してるんやないよ。お店で出せる美味しい魚に的を絞って釣ってるんです。」

お魚たちはその日によって違うので、「いくらです！」というお値段が出せないのですが、ご参考までにこの日の会計は2000円ポッキリ。ビール飲んでお通しも頂いて、アコウのお造りを食べて。。。

お高いお店でないのは確かですが、お店のどこにもハッキリとお値段が書かれていません。こういったお店はビクビクして食べるくらいならば最初から大将に「5000円でお願いします」と予算を言ってしまった方が良し、です。

850円でランチもやられているそう。「予約してくれればお寿司も握るよ！」

全席喫煙可、駐車場はお店の隣に有ります。

「生まれも育ちも豊中。住むには最高の環境だと思う。お店を長くやりたい、これが一番やね。」

海の男よろしく爽やかに笑う大将。こんなお店を行きつけの一軒に持てたらかっこいいなぁと思う宵の口なのでした。

ご馳走さまでしたー！