9月12日（土）に刀根山高校で開催される文化祭で「古本回収プロジェクト」というのをやるみたいです。

地図ではこちら、蛍池駅の近くです。

ちょっと前に刀根山高校の先生から「東北の被災地のために古本回収プロジェクトをやるんだけどTNNでお知らせしてもらえへん？」というご依頼をいただき、おもしろそうなのでノッてみました。

実際に古本回収プロジェクトを担当する生徒会のみなさんです。

生徒会長の中岡さん（左から2番目）に、プロジェクト発足の経緯を聞いてみましたよ。

―どうしてこんなプロジェクトを？

中岡さん
「豊中市の企画したボランティアバスで、被災地を訪れる機会があったんです」

中岡さん
「被災地の状況を実際に見てみて、自分たちにも何かできないかと考えました」

―なるほど

中岡さん
「そこで豊中市の福祉協議会の方に聞いてみたら、陸前高田でやってる”ゆめプロジェクト”というのを教えてもらいまして」

―どんなプロジェクトなんですか？

中岡さん
「陸前高田市に図書館を作ろう、というプロジェクトなんです」

※陸前高田市図書館ゆめプロジェクトHPより転載

―具体的には？

中岡さん
「古本を集めて換金して、図書館の建設資金に充てるんです」

―なるほど、それで今回の文化祭で古本の回収をするんやね

中岡さん
「はい、ただISBNコードというものがある本だけに限られるんですよ」

―ISBNコード？？って・・・ナニ？

中岡さん
「本の裏表紙などに、こんな記号があるんですけど」

―上の方の「ISBN4-398-20026-6」ってヤツかぁ
※頭に「ISBN」と記載のあるものがISBNコードだそうです

刀根山高校の生徒会では、このISBNコードのある古本2000冊の回収を目標にして活動しているそうです。

ひとり10冊持ち込んだとして200人が必要かぁ、んー難しそうだけど、達成できなくもない数字かも。

刀根山高校の近隣にお住まいの皆さん、ちょっと遠くても「古本いっぱいあるわ！」という読者さん、TNNからも何卒ご協力よろしくお願い申し上げます。

「って言われても・・・文化祭とはいえ、高校に入っていくのってまぁまぁ勇気いるしなぁ」

そう、それワカル！

今回徳ちゃん＠TNNも独特のアウェイ感と言うか、けっこう緊張しちゃいまして。

だから「古本を高校に持っていって生徒会に託すまで」を、シミュレーションしてみました。

引き続きお付き合いいただくのは、生徒会長の中岡さんです。

まずは、刀根山高校の校門に向かいます（当たり前（汗））。

校門を入ったら、左手の昇降口へ。

ここでクツを脱いで

たぶん当日もあると思うスリッパに履き替えて

右手すぐの階段を登ります。

階段を登って2階に到着すると、真正面に受付があるので

持ってきた古本を渡して、無事ミッションコンプリート！

あとは模擬店を楽しむも良し、お化け屋敷（イマドキない？？）で絶叫するも良し、刀根山高校の文化祭を満喫しちゃってください。

「どれだけ古本が集まったか」の結果発表は、9月下旬に豊中駅や岡町駅などに貼られるポスターでお知らせしてくれるそうですよ。

TNNでもポスターを見かけたらお知らせしたいと思います。

回収日時は「2015年9月12日（土）10:00-15:00（文化祭の一般公開日）」です。

刀根山高校の生徒会の皆さん、先生、ご協力ありがとうございました！

徳ちゃん＠TNNも古本持って行きます（約束）。