矢野さん
なるほど、たしかに奥に作業スペースがあって、みなさんお仕事中でした。
で、どうして雑貨屋さんと作業所が一緒になってるんでしょう?詳しくお聞きしてみましたよ。
矢野さんは、実はもともと大阪府の職員だったそうで、ものづくり企業支援の部署や、障がい者雇用促進の部署で勤務されてたんですって。
そして、その仕事で感じた「大阪の企業の商品をもっと広く紹介したい」という思いと、さらに「障がい者が普通に働いて生活ができる社会、健常者と障がい者の壁のない社会を作りたい」という思いから、大阪府を退職し、こちらの会社を始められたとのこと。※2020年10月にオープンされたそう。お店の名前には、人やモノなどを「つなぐ」という意味が込められています。
だからお店は、矢野さんが関わってこられた「”大阪もん”雑貨が並ぶセレクトショップ」と「福祉作業所」が併設になっているんですね。それにしても、公務員を辞めて新業態の会社を作られるとは、思い切ったご決断…!※お店の商品は、すべて矢野さんが関わってこられた大阪企業のこだわり商品ばかり。
現在、作業所としては企業からの受注作業が中心ですが、今後はデザイン性の高いオリジナル商品も作って、お店に並べたいとのこと。※まだ販売前ですが、こちらは作業所で作られた革のランプシェードだそうです。
当面は革小物を中心に企画・製作される予定だそうですよ。※こちらも試作品。作業所には指導される革職人の方もおられるんですって。
先日は、お子さん向けの革小物ワークショップも開催され、好評だったとか。※こちらはコードをまとめるクリップだそう。色も形もかわいくてお部屋で映えそうです♪
また、今後はワークショップだけでなく、コワーキングスペースとしての開放や、福祉に興味のある学生さんの体験受け入れ、クリエイティブ系のコラボ企画など、地域との「横つながり」も展開されたいとのこと。相談なども歓迎だそうで「気軽に来てください」とおっしゃっていました。※庄内は、今後街の再整備計画などもあり「面白い街になりそう」ということで出店地に選ばれたそうですよ。
全体的に、とっても明るくてオープンな雰囲気のお店&作業所でした。ふらっと寄っても楽しめそうですし、今後の展開も楽しみです!
実は現在、作業所では受注が多く、人材が足りていなくてお困りとのこと。就業可能な方がおられましたら、ぜひお問い合わせくださいとのことでしたよ。
代表の矢野さん、たくさんお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました!
情報提供いただきました、匿名希望さん、ありがとうございました!
店舗データ(2021年2月24日時点での情報です) | |
お店の名前 | tsunagu |
住所 | 庄内西町3-7-36 |
営業時間 | 9:30頃-17:00頃 |
定休日 | 毎週日・月と祝日休み |
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